考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

選挙、公職選挙法

2007-07-09 23:35:41 | 徒然なるままに

いつの間にか、gooブログの新規投稿の際の編集画面に「※公職選挙法に関するご注意」というリンクが貼ってありますね。

選挙に関する記事を投稿の際は、公職選挙法違反(刑事罰の対象となります)および利用規約違反にご注意ください。主な注意点は以下の通りです。
・特定の候補者を「応援したい」といった表現は選挙の事前運動、選挙運動またはこれらに類似する活動とみなされる可能性があります。「選挙区の友人に薦めます」といった表現も含まれます。
・単に街頭演説があったという出来事を記述するだけであっても、特定の候補者ばかりを掲載するような場合には、当該候補者を支持する選挙運動とみなされる可能性があります。
・街頭演説を撮影した写真や動画を投稿することは、選挙運動用の文書図画の頒布に該当するとみなされる可能性があります。
・特定の候補者の失言シーンだけを集めた「落選運動」は選挙運動またはこれらに類似する活動とみなされる可能性があります。
この他にも公選法違反に問われかねないケースが想定されますので、記事投稿の際には十分ご注意ください。

分かるような分からないような話です。
インターネットでの選挙運動が認められていない、ニックネーム・匿名のブログが特定の候補者を応援する支援者かどうかは分からないという中では、このような話も仕方がないのでしょうかね。
でも、釈然としません。候補者でもない個人の言論の自由が、公職選挙法で制限できるのか???

一昨年の郵政選挙ではこういう動きはありませんでしたよね?

そういう動きの影響があるのか?ないのか?gooブログのトレンドランキングもここ数日、不安定な動きをしていました。気のせいか、そのランキングに入っている政治に関係のあるニュースやサイトの数が少ないように見えたりします。
こんな動きはNTT関連のgooブログだけでしょうか?
分かりません。

選挙と言えば、一部で話題になっていますが、「毎日ボートマッチ(えらぼーと)」というサイトがあります。このサイトは、いくつかの政策に関しての質問に答えて、自分の考えが各政党の主張にどれだけ近いかということを知るためのもののようです。
おかにゃんさんはすでに記事にされていましたけど、ボクもトライしてみました。

えらぼーと

結果は・・・

自民党 38%
民主党 52%
公明党 46%
共産党 51%
社民党 51%
国民新党 46%
新党日本 56%

こんなものでしょうか?
やや左より(笑)。

このサイトで分かることは、
自民党支持者も、民主党支持者も、共産党支持者も支持政党に100%、他政党に0%ということはないということ。
なぜなら、同じ政党の候補者も政策ごとに微妙に意見が異なりますし、他政党の候補者と同じ政策だったりしているんですから。しかも質問が政党ごとに特徴があるだろうという内容に限られていますので、もっと広く質問すれば、もっと主張の違いが不鮮明になるはずなんですよ。
これが現実なんでしょう。

つまり、ボクらは誰か、どこかの政党を選んでも全面的に政策に賛成すると言うことはありえないですし、自分が選んでいない候補者が当選しても全く自分の意見とは正反対の政治になるとは限らないんです。
そういう意味では、こういう政策ごとの投票を行って、その適合割合、このサイトでは「一致度」と言っていますけど、こういう数字の合計で議席数を割り当てるという比例代表選挙制というのもありですよね。
特に参議院ではこういう選挙のほうが望ましい気がします。

だから国会はそれぞれの意見を歩み寄らせる議論が不可欠という持論につなげることは長くなりそうなので、今日はやめておきますね(笑)。

みなさん、ハローです。ホディです。

昨日はすみません。「取り乱してしまいました。」(@竜平)
あまり気にするつもりはないんですけど、冒頭の公職選挙法を意識すると、結果的に特定の政党への批判となってしまうコメントもまずいんでしょうかね?
昨日の例で言えば、あくまで倫理観について書きたいのであって、結果的に政治家だったというだけなんですけどね。どうなんでしょう・・・

クーリッシュ

気を取り直して、最後に涼しい写真を(笑)。

今日のおやつ。
ロッテのクーリッシュ。TOKIOの長瀬くんの「ってくらい意外なんですよ~」というCMで有名ですよね。

クーリッシュの注意文

今日はもちろん、写真を載せたいわけではなく、そこに書いてあった注意文が気になってしまいました。

最初の注意は良いとして・・・

*お召し上がりの際は強く吸いすぎないようにご注意ください。
*長時間持つと手が冷たくなります。

日本もこういう注意が必要な国になったんだな・・・とアイスを強く吸いながら、しみじみと感じていました。そうしている間は、当然のことながら、手で持って食べるアイスなので、やっぱり手は冷たくなります。
アメリカでは電子レンジの使用上の注意に「猫は入れないでください」と書いてあるというテレビの笑い話は、今は昔。日本でも笑えない話になりつつあるんでしょうね。

あと48日。 


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2 コメント

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不思議な選挙法 (おかにゃん)
2007-07-10 01:02:29
こんばんは。
公職選挙法とブログの関係,私も一応気を使ってそれなりに公示期間中は自主規制しています。ただ,法律上本当に自主規制しなければならないのかはかなり疑問はあります。
とはいえ,「公正な選挙」の為には,少なくとも「根拠のない誹謗中傷」だけは絶対に避けなければと思っています。
さて,毎日ボートマッチですが,これももちろん唯一絶対の指針ではありませんが,おっしゃるとおり「100%考え方が一致する政党や候補者は存在しない」ということを自覚できるだけも大きな意味があるシステムだと思います。
もちろん,単純に最大公約数で投票者を決めればよいと言うものではありませんが,少なくとも「自分が考える重点ポイント」と意見が一番近い人に投票するなど自分なりの指針を決める上では参考になると思います。

とにかく,今の政府に賛成でも反対でも「選挙に行く」こと,これが大切ですね。
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re:不思議な選挙法 (hoddy)
2007-07-10 22:25:14
おかにゃんさん、コメントありがとうございます。

ネットと選挙、今後はますますややこしくなるでしょうね。選挙と言っても、政治家にとっては公示期間以外も大事な期間でしょうし、「根拠のない誹謗中傷」と「正当な批判」をどう判別していくのか?
ともかく、ボクもおかにゃんさんに習って、公示期間中は自主規制することにします。(出来るかな???

毎日ボートマッチ・・・
なかなか面白いですよね。ブログなどで、みなさんの結果を見ながら楽しんでいます。
投票率、上がると良いですね。
支持政党云々よりも日本人の政治への関心度が国力を高めるんでしょうから。

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