続チーム・マイナス6％

今日も蒸し暑い一日でしたが、いよいよ梅雨明けということで、改めて「夏が来た！」という印象ですね。
中国、近畿、東海、関東甲信が梅雨明け　各地で真夏日 (朝日新聞) - goo ニュース

今日も家族で少し外出しましたが、家の中と外は暑い。暑い。暑い。暑い。
ところが電車の中やデパートの中は涼し～い。
やっぱり夏はどこかに出かけるのが一番快適ですね・・・

と、これでいいんでしょうか？

みなさん、ハローです。ホディです。
今日は電車の中での時間は短かったので、とても快適に感じましたが（きっともう少し時間が長ければ寒く感じたと思いますが。）、デパートのレストランで昼飯を食べた時は最後の方は店の方が「早く帰れ！」と嫌がらせをしているのかと思うくらい寒かったですね。こんなことなら、食後にアイスコーヒーなんて頼まなければ良かった・・・

少し前ですが、せっかくの「チーム・マイナス６％」や「クールビズ」などの環境対策の取り組みも、「通勤電車の車内やレストランなどの商業施設で冷房の設定温度は例年とほとんど変わっていない」という現状がニュースになっていたことを思い出しました。
クールビズ１カ月　「２８度設定」冷ややか (産経新聞) - goo ニュースから少し引用します。

夏のビジネス軽装「クール　ビズ」がスタートして一カ月余り。地球温暖化に配慮して冷房を高めの二八度に設定する代わりにネクタイなしで仕事をするという試みだ。ところが、通勤電車の車内やレストランなどの商業施設で冷房の設定温度は例年とほとんど変わっていない。「温度に対する感覚は個人差がある」「せっかく涼を求めに来たお客さまに悪い」。現状のままでは服装の話題ばかりが先行し、環境問題は二の次という“本末転倒”の結果に終わってしまうかも…。

確かに、最近のニュースや雑誌での記事も、「クールビズで売上が伸びた（減った）」とか「クールビズのファッションは良くない」などの環境問題とは関係のない触れ方ばかりの気がします。
周りを見ても、クールビズを実践しているサラリーマンは少ない気もしますが、公共機関が足並みをそろえて対応しなければ実際は“本末転倒”の結果に終わってしまうでしょうね・・・
※ボクもクールビズは、往復の通勤だけの部分的な実践に留まっていますが・・・

要は、「クールビズにするから、温度設定も２８℃にする」のではなく、「温度設定を２８℃にするから、それに耐えられる服装にしてください。だからクールビズを推薦します。」というのが本来の環境問題だと思います。

それにしても、公共機関の対応で「温度に対する感覚は個人差がある」といって、暑がりな人に合わせるという現状にはがっかりです。確かに、入った瞬間の温度は快適な温度よりも低めに設定した方が心地よい気がしますし、声の大きい人には暑がりな人も多そうですし、去年までそうしていたということもあるのでしょうし、と考えると波風を立てないためには昨年までと同じ温度設定で結果として暑がりな人に合わせていることになっているんでしょうかね？
そもそも日本の夏は暑くて当たり前。「暑い」と気象庁に苦情を言うのは論外ですし、空に向かって文句を言うのも馬鹿馬鹿しいことだと誰もが理解していると思います。冷房を止めろとは言いません、公共機関はもう少しだけ意識を高く持っていただき、冷房の温度を少し高めに設定し直すチャンスではないでしょうか？
郵政民営化問題と同様で、今やらなければ恐らくしばらくはできないことだと思いませんか？

（参考）以前の記事：チーム・マイナス６％