考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

我々の真っただ中にいるゴリラ

2005-06-10 23:59:35 | 徒然なるままに
みなさん、ハローです。ホディです。
先日(6/6)の日経新聞の朝刊に興味深い心理の話が出ていました。
昨年、斬新な知的成果とユーモアを備えた研究に贈られるイグ・ノーベル賞の心理学賞に輝いたサイモンズ米イリノイ大教授らの実験論文(タイトルは「我々の真っただ中にいるゴリラ」)
の話だそうです。

その論文から日経新聞に記載してあったものを、さらに引用させていただきますと、

あなたはビデオでバスケットボールに興じる人を見ている。
そのとき画面をゴリラが横切り始めた。
ゴリラは不意にカメラの方を向いて胸をたたき、すぐに立ち去る。
ボール遊びはそのまま続いている。

このビデオを見た人に、「ゴリラに気がついたか」と聞くと意外に答えはばらつく。
普通に画面を見ている人は気がつくが、白組プレーヤーのパスの数を数えるなどの“仕事”を与えておくと、半数の人は気がつかない。
ゴリラが九秒間も出演していたのにである。

つまり人は集中しなければならないことがあると、目の前の異変に気がつかないことがよくある。
実験はゴリラのぬいぐるみを使ってこれを証明した。
企業経営にも、経済運営にも当てはまりそうなことだ。


さて、今日の出来事・・・

ボクの習慣、、、出勤前にスタバでラテのトールを飲んでいます。
別にドトールコーヒーでも、サンマルクカフェでも良いんですが、ボクのお気に入りはやっぱりスタバなんですよね~

朝のひととき、不思議とリラックスできるんですネ・・・
雰囲気(店作りや照明?)とか、匂いとか、音楽なんでしょうか?

という一日の重要な位置付けの朝のスタバ(一日の心地よいスタートはスタバから!)で、いつものように新聞や本を読んでいると、なんかいつもと違う?
何?
いつもは心地よい音楽がなんかおかしい?

曲がチャラチャラと変わるんですよ~

音楽は多分、日によって2~3種類(?)のCDを変えていると思いますが、これにはもちろん意義はありません。
ところが今日の場合はひとつの曲の途中で途切れて、また新しい曲が始まって、また途中で途切れて、の繰り返し。
時々ひとつの曲が全部流れると、ようやく復旧したか~とホッとするのもつかの間、また途切れ途切れの繰り返し・・・

意外とこういうのって苦痛なんですよね。。。

予期せぬ音のズレといいますか、不規則な音楽はまさに雑音だと思います。
一旦気になると、ますますイライラしてきます。

今日はいつもより早く店を出ました。。。

ここで、冒頭の話に戻りますが、スタバの店の人は「“仕事”を与えられた人」、そしてボクは「普通に画面を見ている人」となるんでしょう。
視覚と聴覚の違いはありますが、集中している人は感じない異変・・・
普通にしている人は感じる違和感・・・

なかなか気がつかないことってあるんですよね。

ボクも仕事中や余裕のない時には同じように周りが見えなくなっているんでしょうね・・・
少しだけ心のゆとりを持つことと、微笑を忘れずに!
と感じた今日の朝でした。


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2 コメント

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スタバは・・・ (godai)
2005-06-11 17:21:20
こんにちは。私はドトール派です。

雰囲気は、スタバがいいのは、

わかってるんですが、注文したものを

無事に受け取るまでに自分が注文した

名前を忘れてしまって、周りが誰も

取りに行かないのを見てから店員さん

にもらわないとならないので・・・



まずは、ドトールに入ってしまいます。
返信する
re:スタバは (hoddy)
2005-06-11 21:14:50
godaiさん、コメントありがとうございます。

確かにボクも慣れる前は、スタバの注文から受け取りまでの流れが嫌でしたネ~

今でも戸惑うこともあります。



ちなみにボクもドトールのコーヒーも好きです。

ただ、禁煙と喫煙が仕切られていない店も多いじゃないですか・・・

タバコの臭いが嫌いなもので・・・

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