考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

青春のくさい1ページ

2006-05-23 22:34:30 | 徒然なるままに

何となく集中力のない、と言うか何かにイライラした一日でした。
何かと思うように行かないものですね。
一生雨が続くわけでもなく、と自分に言い聞かせつつ、
今日も「村の時間の時間」(@斉藤清六)ではなく、
ブログの時間がやってまいりました。

みなさん、ハローです。ホディです。

イライラしても世の中、変わらないんですけどね。
短気なもので。
夜はジャイアンツにイライラしていました。。。
何でこんなにサウスポーに弱いんだろうか、
今日のリー(ファイターズ)、先日の神内(ホークス)。
そして天敵サウスポーは沢山、ベイスターズの土肥、スワローズの石川、ドラゴンズの山本昌、・・・(敬称略、あとは省略)
でも、最終回に少しだけ粘りが見えたので、少しは落ち着きましたけどね。
明日には明日の風が吹くでしょう。

そんな感じでイライラしながら、何気なくチャンネルを回していてたどり着いたのが、「ザベストハウス123」という番組。その中で世界一臭いものというのをたまたまやっていまして、出てきたのは、「シュールストレミング(Surströmming)」というスウェーデンの缶詰。ニシンの塩漬けを発酵させたものなのだそうです。強烈に臭そうな感じです。
この缶詰のことは『ウィキペディア(Wikipedia)』でどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0

見ながら思い出していたのが、「缶詰暴発事件」。
ボクの中学の頃の臭い話なんですけど。杉村太蔵議員に触発されて(?)、今日は珍しく長編の体験談でも書きますね。

むかし、むかしのことじゃった。(中学2年の冬の出来事だったと思います。)
野球部の練習は、オフシーズンには週一で少し離れた海岸(片道2~3kmくらい?)までランニングするのが定例でした。その日も、その後に起こる恐怖の事件など想像もしないで、いつものように先生もいっしょに軽やかに海岸まで走っていきました。
そこで、青春の1ページらしく、砂浜でダッシュを行うんですけど・・・

田舎なので、みなさん、きれいな砂浜を想像していますか?
確かに海水はきれいなんですけど、砂浜は意外とゴミが広がっています。(今はどうだか分かりませんが。)海草や貝殻はいいんですけど、丸太のような大きな木とか、細い枝とか、あとは漁に使う網や浮きとか。そして、日用品(シャンプーや歯磨きチューブetc)のゴミが結構多いんですよ。なぜかイチジクカンチョーが落ちていたりします。不思議でしょう。
書いてある文字を見ると、韓国のものが多いと当時は感じていました。おそらく漁の途中で捨てたのか、落としたのか。そんな感じだと想像しています。

さて、そんな砂浜での事件。
一番やんちゃな同級生が、缶詰を見つけたんですよ。おそらく「シュールストレミング」ではないと思うんですけど、銘柄は見ていないか、その後が強烈過ぎて覚えていません。
ご想像通りのやんちゃ中学生。その缶詰をよりによって、「割ってみようゼ」と無邪気な提案。もちろん缶切なんて持っているはずもないですけど・・・

そこは、やっぱり野球部。
近くの大きな石にぶつけて割るゾ、ということになりました。
観衆、固唾を呑んで注目しています。
ピッチャー、大きく振りかぶって・・・
投げました。

バシャーン

・・・

・・・

なぜか・・・空から何かが降ってきます。

缶詰が割れた勢いで、腐った中身(?)が空中に舞い、広範囲に降ってきたんですよ。
それが恐ろしく臭い。
今まで臭ったこともないような強烈な臭さでした。
おかげで練習は中止。冬なので海に入るわけにもいかず、急いで学校のシャワーへ。でも、臭いは取れないんですよね。 数日間、ユニフォームや部室は臭っていました。
先生も、ボクらも、くさ~い青春の1ページとなりました。
きっと他のみんなも覚えているだろうな。と、思います。
その臭いは、20年間の脳の発酵でさらに酸っぱく感じますね。

ちなみに、そのやんちゃな同級生のその後は・・・
見事、高校球児として甲子園に出場していました。
誇張はあっても、ボクの場合はパクリなし。
めでたし。めでたし。

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