今朝のニュースは日本の将来を考えるうえで重たい話題が二つもありましたね。
中長期的な経済財政政策の指針である「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2005」(いわゆる「骨太の方針」)と、
個人所得課税改革(所得税と個人住民税の抜本改革)の方向性を示した「個人所得課税に関する論点整理」の二つです。
政府税調論点整理 負担増にベール 消費税論議、都議選に配慮 (産経新聞) - goo ニュース
「骨太の方針」閣議決定 (産経新聞) - goo ニュース
みなさん、ハローです。ホディです。
いきなり二つの大きな話が出てくると、関連する二つを同時に理解することは難しいですネ・・・
一つひとつの内容を見ると、少し言いたいこともありますが、基本的には納得できる話だと思います。
でも二つを合わせてみると、全くスッキリしない感覚が残ってしまいます・・・
何なんだろう?
小泉首相のポリシーである「痛みを伴う構造改革」
「痛みをなくして改革はできず!」
要は、二つの方針・方向性ともいろいろなところが痛い・・・
でもなぜ“痛むのか”、“痛めないといけないのか”がボクにはよく分かっていないんです・・・
個人所得課税改革がポーンと出てきます。
個人所得課税は様々な歪み、不公正を是正し、公平・中立・簡素な税制を構築していかねばならない。云々・・・
大方針は分かります。
具体的な内容を見ると(実は読み方が甘いのかもしれませんが)、ボクの理解では基本的には「不公正を見直して、今まで税を取っていない部分からも税を取りますよ(増税)」としか読み取れませんでした。(細かく見ると、少子化対策の税額控除とかありますが。)
でも、不公正を是正する目的であれば、「一方で増税の部分があります(痛み)が、他方で減税の部分があります」と説明してくれれば、仮に自分が痛くても理解できると思います。(本当か???)
本来はやはり継続的な財政である以上は、一方的な増税も減税もあり得ないと思います。
ただし一方的な増税が必要な場合もあるでしょう。
例えば、想定外で税収が増えない(景気が予想外に低迷するなどの要因)、
あるいは想定外で支出が増える(天災などで多額の臨時出費、国債の返済の前倒しなどの要因)
という場合はやむを得ないと思います。
そのような場合であれば、まさに国民にキチンと「痛みを分かち合おう」と説明をして理解を求めるべきですよネ。
また、「骨太の方針」と個人所得課税改革はどのようにリンクしているのか?
「骨太の方針」では小さな政府を目指すことにより支出を減らそうとしているわけで、それと平行して個人所得課税改革で増税の必要があるのか???
逆に増税の必要があるのであれば、「骨太の方針」でもキッパリ増税しなければいけないと説明すべきだと。(“支出規模の目安設定や増税なども選択肢に・・・”なんて曖昧な言葉でなく)
もう少し説明して欲しいですよね?
「痛みをなくして改革はできず!」には同意しますが、「なぜ痛みが必要なのか?」を具体的に教えて欲しいと思いました。
中長期的な経済財政政策の指針である「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2005」(いわゆる「骨太の方針」)と、
個人所得課税改革(所得税と個人住民税の抜本改革)の方向性を示した「個人所得課税に関する論点整理」の二つです。
政府税調論点整理 負担増にベール 消費税論議、都議選に配慮 (産経新聞) - goo ニュース
「骨太の方針」閣議決定 (産経新聞) - goo ニュース
みなさん、ハローです。ホディです。
いきなり二つの大きな話が出てくると、関連する二つを同時に理解することは難しいですネ・・・
一つひとつの内容を見ると、少し言いたいこともありますが、基本的には納得できる話だと思います。
でも二つを合わせてみると、全くスッキリしない感覚が残ってしまいます・・・
何なんだろう?
小泉首相のポリシーである「痛みを伴う構造改革」
「痛みをなくして改革はできず!」
要は、二つの方針・方向性ともいろいろなところが痛い・・・
でもなぜ“痛むのか”、“痛めないといけないのか”がボクにはよく分かっていないんです・・・
個人所得課税改革がポーンと出てきます。
個人所得課税は様々な歪み、不公正を是正し、公平・中立・簡素な税制を構築していかねばならない。云々・・・
大方針は分かります。
具体的な内容を見ると(実は読み方が甘いのかもしれませんが)、ボクの理解では基本的には「不公正を見直して、今まで税を取っていない部分からも税を取りますよ(増税)」としか読み取れませんでした。(細かく見ると、少子化対策の税額控除とかありますが。)
でも、不公正を是正する目的であれば、「一方で増税の部分があります(痛み)が、他方で減税の部分があります」と説明してくれれば、仮に自分が痛くても理解できると思います。(本当か???)
本来はやはり継続的な財政である以上は、一方的な増税も減税もあり得ないと思います。
ただし一方的な増税が必要な場合もあるでしょう。
例えば、想定外で税収が増えない(景気が予想外に低迷するなどの要因)、
あるいは想定外で支出が増える(天災などで多額の臨時出費、国債の返済の前倒しなどの要因)
という場合はやむを得ないと思います。
そのような場合であれば、まさに国民にキチンと「痛みを分かち合おう」と説明をして理解を求めるべきですよネ。
また、「骨太の方針」と個人所得課税改革はどのようにリンクしているのか?
「骨太の方針」では小さな政府を目指すことにより支出を減らそうとしているわけで、それと平行して個人所得課税改革で増税の必要があるのか???
逆に増税の必要があるのであれば、「骨太の方針」でもキッパリ増税しなければいけないと説明すべきだと。(“支出規模の目安設定や増税なども選択肢に・・・”なんて曖昧な言葉でなく)
もう少し説明して欲しいですよね?
「痛みをなくして改革はできず!」には同意しますが、「なぜ痛みが必要なのか?」を具体的に教えて欲しいと思いました。
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