不適正な選考

いよいよ１０月も、あと２日。
ボクも次のステップに向け、落ち着かない日を過ごしています。

11/1からは、いよいよ日本シリーズ。
ジャイアンツ対ライオンズ。
伝統の一戦ですよね。楽しみです。

その前に、今日はドラフト会議なんですね～
ドラフト方式の変化の中で、高校生とそれ以外に分けたりしているうちに、
いつの間にかシーズン中の開催になっていますが、
やっぱり少し違和感があります。

ドラフトについては、何度か書いていますが、
人の進路を受け入れ側の一方的な指名、ましてや「くじ」で決めるなんて、
良くないとボクは思っていますが・・・

さて、今日、気になっているのは、この記事。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081029-00000018-kana-l14

高校の入学試験で、合格基準に達していた受験生二十二人が服装や髪形の乱れなどを理由で不合格となった問題。
その高校の校長が、解任されるのだとか。

記事によると、「不適正な選考に関係した校長」だから、という理由で解任されるのだそうですが、
不適正な選考って何だろう？と感じます。

まず、この記事だけでは何とも言えないんですが、
「合格基準」って？
ボクのイメージでは、筆記試験や面接結果を含めて、総合的に合格基準と思うので、
服装や髪形など、いわゆる身だしなみも、一つの選考基準であって、
その結果、不合格であれば、合格基準に達していない、となると思うんです。

「合格基準＝筆記試験結果」だと考えられているのだとしたら、
こっちの方が問題ですよね。
学校の世界から、いわゆる社会に出たら、
筆記試験なんて、単なる一指標にすぎないことが多いですから。

でも、校長先生の主観・好みだけで、身だしなみを評価されていたのだとしたら、
それも怖いですけど。

服装や髪形をＴＰＯに合わせて無難なものにする、などは、
日本的で良くないものという考えもあるんでしょうかね？
「実力＝客観的な筆記試験の点数」がすべてだ、とか。

どちらにしても、人の評価は難しいということなのでしょう。