まだ年末という感じがしませんが、
カレンダーを見ると今日も入れて残りは5日・・・
スポーツニュースでは、プロ野球選手の契約更改の話題を多く耳にしますね。
以前からこんなに年末にやっていましたっけ?
「越年更改」が非常事態なんて頃もあった気がしますので、最近なんでしょう。
以前から不思議なのは契約更改時の年俸公開。
ボクなら言わないですね(笑)。
ある意味、年俸がプロ野球選手のステータスなので、こういうものなんでしょうか。
それにしても、大きな金額が並びますね。
昨日はジャイアンツの上原投手、4億。
今日はタイガースの金本選手、5.5億。
それ以上に、大リーグへ行く選手は大きい金額が並びます。
ドジャースへ行く黒田投手は、3年で40億。
カブスへ行く福留選手は、4年で53億。
ですか。。。
夢のある世界ですから、金額の大小は言うべきではないのでしょうけど、
日本のプロ野球は大リーグへのステップ、言い方は悪いですけどマイナーリーグになりつつある気がしますね。
先日、テレビを観ていたら上原投手が出ていて、
契約更改について、少しコメントしていました。
内容としては、外国人選手に甘い、と、そんな話だったと思います。
確かに・・・
今季の年俸が4000万のグライシンガー投手が16勝でセリーグの最多勝投手となり、来季から2年契約の5億。
一方で年俸4200万のジャイアンツ・内海投手は14勝で、来季から8400万。
こうして並べてみると、上原投手の話も頷けますけど・・・
ただし、どっちの年俸が適正かというと、悩ましい。
外国人選手に甘いのもあると思いますが、
それ以上に日本人選手に厳しいといえると思いますね。
この原因は、年俸の査定方法やその甘辛というよりも、
外国人選手にはある程度、契約の自由があって、
日本人選手には、契約の自由がほとんどないということ、
これが大きいと思うんです。
日本人選手は、いわば「日本のプロ野球界自体との契約」ですから、
一旦、この世界に入ると縛られてしまうんですよね。
では、選手はどう思っているかというと、良く分からないんですよ。
そもそもドラフト制度なんていう、まるで年功序列の給与体系を守り続ける企業のように選手を横並びにする仕組み自体がボクには理解できないんですけど、
選手会などは、ドラフト制度には賛成のようですし、
また、「逆指名」などで自由が少し確保できれば良いのでしょうけど、これには反対。
これは選手の本音なのか?全くボクには分からないんです。
こうして、契約の自由を選手自らも加担しつつ制約し、
その結果、契約の自由がある外国人選手に競争が集中して年俸が高騰する・・・
そして、我慢に我慢を重ねた一部の選手だけは、FAやポスティングで海外の球団との交渉が解禁となると同時に年俸が高騰する・・・
そんな繰り返し。
あまり健全とは言えないですよね。
そんな風に、四苦八苦して、日本のプロ野球の中だけのバランスを保とうとしているうちに、プロ野球からはスターが消えて行っている、そんな過渡期にある気がします。
そうならないためにも、まずは選手自身が契約の自由をつかみ取る必要があるのではないでしょうかね?
みなさん、ハローです。ホディです。
ハー、と、
今日は、何だかため息ばかりが出てくる気がします。
そんな一日になってしまいました。
今年もいよいよラストスパートなんですけどね。。。
今日はあと少し、ため息のラストスパート(苦笑)をしておけば、
明日は気分一新できますか。
こんな年末もありでしょう。
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