夏ですね。朝から暑いです。
天気予報を見ると、今日の最高気温は34度だとか。
この数字を見ただけで、さらに暑くなりました。。。
昨日から、また不可解な幼稚な犯罪のニュースが話題になっていますね。
父親に叱られたとか、交際相手がどうのこうのとか、
早速、犯人の周囲からの話が出てきています。
秋葉原の事件の時と同じように、知る権利と動機の解明という名のものに、
これから、益々、いろいろな私的な話が出てくるのでしょう。
個人的には、今どきの小説ですら単純な動機を基にした事件なんて描かないのに、
現実がそんなに単純なものかと思いますね。
ボクらが知る権利を振りかざして、結果、出てくるのは、さまざまな背景・・・
知ってどうなるのか・・・
「動機」どうのこうのといいますが、父親に叱られて、イライラすることもあれば、
友人などとのやり取りで、イライラすることもあり、
普通にある感情、しかもそれが少年であれば、イライラの頻度も多いだろうと想像します。
そんな「動機」が何の役に立つのか、ボクには分かりません。
ボクは、そんなことよりも、
「動機」が、どうしてナイフを他人に向ける行為に向かうのか?
“有識者”のコメントを聞くことはやめて、
学校や家庭で、大人と子どもがじっくりと話し合うべきだと思うんですよね。
分かるはずもない他人の心のヤミは、小説の中だけで想像して、
まずは自分の身近な人の心のヤミを少しでも共有できるように努力すること、
ボクには、そんなことくらいしかできない気がします。
そんなニュースの流れで、教員採用の不正についてもやっていましたが、
(好きな先生が不祥事を起こしたことで)「子どもは傷つけられない」というようなコメントを聞きました。
ボクは、そうかな?と思いますね。
だったら、警察もマスコミも見て見ぬふりをすべきで、
「好きな先生でも悪いことは悪い」、そういうことをキチンと教えてあげるのが、
ボクら大人の責任だと思うんですよ。
こういうことが当たり前のようにある社会がどうかは議論が分かれると思いますが、
いつかは似たよな状況になることもあるわけで、
逃げずに受け止めて、そんな傷に耐性をつけてあげること、
大人の責任ではないんでしょうか。
「子どもが傷つく」ことを過度に恐れ、柵で囲った安全地帯で保護する・・・
安全地帯の外がヤミでないことを願うばかりです。
最初は、社会保険庁のヤミ専従について書こうと思ったんですけどね~
一言だけ書いておくとすれば、確かに「ヤミ専従」は問題ですけど、
問題はヤミ専従の当該者と、その管理者だけではなく、
その労働組合組織全体のあり方、つまりその労働組合員全員の問題なんですよね。
今回の社会保険庁の問題は、本来、労働組合の組合員からの組合費で賄われるべき、専従者の給与を通常の給与(つまり税金)を流用してしまった・・・
一部の人を切り離すのではなく、組合員が全員で補てんしましょう、
という話を書くつもりでした。
ないのではと、思います。
世の中の出来事で、数学のような回答はなかなか
ではないでしょうか。
いずれの問題も、本当に、回答が、、、なんともです。
しかし、世間様は、数学のような回答を求めます。
参ってしまいます。
何にでも答えがある、正解は一つ、
数学のようにいけば良いのですが・・・
答えが分からないことは、とても怖いことなんですが、
ボクらは、そういう怖さや不条理さにも慣れないといけませんね。
そんな中、今度は少女の父親殺しの事件が起きました。
マスコミは、やっぱり動機を探す・・・
こんなことの繰り返しですね。
心に潜んでるものが、人に向かうか自分自身に向かうか、果てはじっと封印し続け人生をまっとうするか…。若い人達の人生の経験もまだ入り口の所の出来事に、しかし誰にも分かる筈のない議論の白熱さに寒気がしてきます。解明の作業を今迄も山ほどしてきたでしょうにと思ってしまいます。
こういうことを書いているうちに、また大きな事件が起きましたね。
何と言ってよいのか・・・
誰かのせい、何かのせいにしたいのは分かりますが、
yuyuさんがおっしゃるように「誰にも分かる筈のない議論」が繰り返されて、
そして、同様の事件も繰り返される・・・
ボクたちができることは何なのか???
嘆くしかない気がしています。