今日の日経夕刊の最終面には、紫門ふみさんのインタビューが載っていました。
『娘と母 世代で変わる関係』・・・「頼れて楽」は勘違い、とこんな見出しが大きく書かれていました。
面倒見のいい母親、その母親を頼りにしている働く娘。
その関係の「世代間の経済格差」が背景にある・・・
なかなか興味深い内容です。
母と娘に限らず、いわゆるニート問題も同様の親子の依存関係、世代間の経済格差の典型なんですよね。
紫門さんはこの関係の先には、母親の期待に応えようとしすぎるまじめな娘がいて、老後の面倒などの精神的な負担を抱えつつある、とそんな話もされていました。
母娘、親子・・・
数年後にはどのような関係が待っているのか???
親子に限らず、「家」をどのように考えていくかは実は日本の大きな課題だとボクは考えています。
例えば、年金や健康保険など、日本の社会保険・福祉の基本は個人ではなく、世帯なんですよね。国民年金でいえばサラリーマンの妻が第三号被保険者となり保険料を免除されたり、健康保険の被扶養者なんて典型的な例ですよね。
つまり個人として保険料を支払っているわけではないけど、世帯の一人として必要な保障は得られているという仕組み・・・
でも、ここ最近の動きとしては、厚生年金の離婚分割が制度化されたり、一人ひとり個人が独立して扱われるの動きが中心になっている気がします。
もちろん決して悪いことではないんですよ。
でも、制度のコンセプトが世帯となっているままで、個人としての扱いをクローズアップしていくと、制度だけでなく、文化も迷走していっているような、そんな気がします。
みなさん、ハローです。ホディです。
テレビではサッカー中継。アジアカップの準決勝、日本対サウジアラビアの試合がやっています。
現在2-3、残念ながら負けています。
落ち着かないので、中途半端なままサッカーの応援に移りたいと思います。
続きはまた改めて。
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