本願寺月光蟲です。
80年代に小学生から高校あたり。
親の財布からたまに現金を盗んだりしたわけですが・・・・。
エロ本の自動販売機、昔は結構みたものだ。
しかもだな・・・・昼間は誰一人として買ってる奴は見えない。
深夜に自転車を走らせ、警官の職質におびえ、裏道から爆走。
私が記憶してるのはさらに昔は「おつりが出ない自販機」だったと記憶している。
私が中学三年くらいになるとお釣りが出るエロ本自動販売機になったような。
小学校5年生の私は深夜しょっちゅう自転車を走らせて買ってた。
はじめて買ったときの事をよく覚えている。
深夜の大冒険がたかがエロ本なわけだが、この当時小学生は夜に出歩くなんてどこの家でも許してなく。
深夜2時に自転車で行ったんだがさすがに恐い。
田舎だったし、人通りない道を選ばないと警察に補導される恐れがあったんだ。
細かい道をひたすら自転車で走る走る。
自動販売機についたらその周りを何周もする。
人が歩いたりしてないかを周到に確認。この時点で自分が凄まじく怪しい奴になってる事に気が付かないわけだが・・・・。
ちなみにこの間どのエロ本を買うか何度も表紙チェックと値段をチェックする。
しかもね、この当時のエロ本て、「最新のエロ本」「新刊だけど本屋が余らせてたエロ本」があって。
数か月前のエロ本が定価より安かったのだ。
手元には千円。
安いエロ本は300円。
「よし・・・三冊買えるぞ」と思い千円札を入れる。
1冊目のボタンを押した瞬間・・・・・
ゴトゴトッ
ゴトゴトガッツン
と凄まじい音が・・・・深夜だし臆病だし小学生だしびびりまくった。
誰かくるんではないかと思い一回自転車をまたいだりした。
どうも1冊無事に買えたようだ。
もってきたカバンに入れ「むひひ」と。
よし二冊目。
つり銭ボタンを・・・・ってないよ。
つり銭レバーもボタンもないんだよ!
ようくみたら「お釣りは出ません」と・・・・・・・・・・・・。
この時の失望感・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
親の財布から盗んでばれたら叩かれるのを覚悟し、深夜に出発のため21時には「寝る」とか言って仮眠して自転車で警官にあわないように汗だくで爆走したのにもかかわらず・・・。
一冊だけで帰るはめに。
その次から小銭だけを持っていくように。
後にお釣りがでる自販機に変わったが。
中学後半になるとエロビデオが出てくるようになりエロ本は卒業・・・・と言いたいとこだがエロビデオは妄想が働かないのでエロ本ばかりに頼ってたり。
高校になるとコンビニも増えた上にレジに女がいても全然関係なく買えるようになったのだ。
「おれ、えろいし」とかひらきなおってたなあ。
このエロ本自販機、今はビデオってかDVDになってるらしいけど昔なんかよりも全然少ないみたい。
アマゾンもあるし何よりエロビデオも風俗もまともな男は皆行かなくなってる時代だし需要はうだつのあがらない男で高齢者だけなのかもしれないね。