8月16日()
猛暑の日本とはうって変わって、香港は驚きの涼しさざんす。
また台風来てるし~これで電気代も助かるってものよっ!
あ、、そういえば、広州のあの日も、、、暑かったわ、、、
(かなり無理して広州ネタに繋いだな、、、byだーりん)
お昼ごはん終了後二人は白雲山という地元の人にも人気の山へ行ってみた。そこは沢山の樹木により空気が浄化され澄んでいることから「広州の肺」なんていわれているらしい。
マメ知識:ちなみに白雲山は総面積21k㎡の丘陵地帯を指す名称で、最高峰(海抜382m)の山の名は摩星峰。香港で汚れた肺にいい空気を供給するざんすよ~
てなわけで張り切って健康的に、タクシーに乗り込み(やっぱり、、、by読者)、汗を一滴もかかずに到着したのは白雲山の登山口。ここで入場料(一人10元)を支払いさあ!登るわよーー!
なんて言うわけがない、、へなちょこ中年二人連れ。 ←
ええ、これが無ければ意地でも登りませんことよ
←
景色も見えて楽ちん簡単 ロープウェイ
下を覗き込むと登山歩道がちらちらと見え、文明の利器に頼らず登っている健康的な老若男女。冷たく、澄んだ空気を肌に感じ、水辺で小鳥のさえずりを聞きながら、かわいい
草花たちと語り合う、、ああ!ロマンティクだわ~
←でもまだむはこれ
が好き
ケーブルカーを降りるなり「これからどうするの?」と聞いてきただーりん。
あ、、まずい、、考えてない、、、
実は~ホテルで行き先を相談しているとき、地球の歩き方で見た写真のロープウェイ乗りたさに、だーりんの推薦場所をことごとく却下し「あたし、ちゃんと調べたからまかせて!白雲山ってとこがいいらしい」
と豪語しちゃったのよ~おほほほほ~!え~と、え~と、、あっ!あれだわっ!
←あれ
「さっきさ~下界に見えたざんしょ、あのお寺に行くって予定なんだけど、どう?」なんて嘘を並べたまだむ、、、10分後には案の定、罰が当たっていたわっ!
女は朦朧とする意識の中で、あふれ出る汗をぬぐっていた。横には一歩踏み出す度に苦痛に顔をゆがめる男。嗚呼、、あなたに背負ってなんて言ってはいけないのね、、暑い、、日陰がない、、水も持っていない、、お寺の影すら見えない、、、なぜっ?あんなに近くに見えたのに、、どこ?いったいどこなのぉーーーー!
ええ、猛暑の中、寺がみつからず、40分ほどふらふらと彷徨いましたの、、
無事能仁寺門前にたどりついたときの感激の一言はこちら ←
げっ!ここ20分くらい前に通ったじゃーーーん!
こんなでっかい門を見逃したわけとは?実は、二人はここで、ある家族の行動をこっそり偵察していたのでございます。この門の前に浅い池があり、綺麗な金魚がうじゃうじゃいるのですがね、それを、、、海パン姿のお父様とお子様2人が網ですくっていらっしゃるの。
ちょっと~だーりん、中国では公園の池で遊んでいいわけ?
いいわけないでしょうよ。ほら、心なしか、こそこそしてるでしょ。
ゲットした金魚はもちろんキャッチ&リリースだわよね?
そんな無駄なことするわけないでしょうよ。ほら見て!見て!
ま、ま、まじっ!お母様がコーヒーの空き瓶に金魚を入れて~蓋をギュッ!!
こんな金魚窃盗現場を目撃した驚きで、横にある寺を見逃した哀れな二人だったのであ~る。恨むわ、、あの家族め!とブツブツ言いながら門前の池を覗いてみると、、そこには公園の監視員に見つかって言い訳をしているあの窃盗団の父が、、、
ぐふ、、呪いが効いたようね!とほくそえんだのもつかの間、、まだむは見てしまったっ!窃盗団の父が監視員の目をそらす間に、、母親が金魚の入った瓶をバッグの底にしまうところを、、、
常習犯ですな、、、
←雨がぽちっぽちっ ちっともやまないわ
深い意味はないから
いつも応援感謝してまーす。
★おまけ写真とあとがき★
古刹 能仁寺 ←あら?お堂の軒先に彫り物あるけど何かしら?
←龍だわね→
←屋根の上にも龍
こんなお堂が急な斜面にずらっと3箇所、急な階段で結ばれており、上のお堂からお釈迦様、観音様、羅漢さんの順に奉られていましたの。すべて順にお参りするのが礼儀だと思うのだが、下からか、上からかもわからないので、中を取って一番お顔が優しくみえた観音様に、キョンシーみたいな格好してお線香を供えてまいりましたわ~!
白雲山は、大変美しい場所ですが、暑い盛りにはガスって景色はいまいち、気温の低い季節のほうがゆっくり楽しめそう。秋には紅葉しそうな木々も沢山ありましたよ。園内を回っているシャトルカートがあったので、暑い時期は利用すると楽に回れそうです。
最後の最後にこのシャトルの存在を知り、立ちくらみがしたまだむ