馬 能力主義


馬の能力を過去レースより分析。人気馬の信頼度や穴馬の盲点を見極める

2月25日 中山競馬場 中山記念

2024-02-25 13:16:34 | ギャンブル

■仲山競馬11R


◾GⅡ 中山記念



◆能力チェック

①レッドモンレーヴ
実績が示す通り東京巧者なのは間違いないかところ。
事実安田記念6着実績がありながらダービーCT7着は不可解な負け方。
雨馬場も稍重だった共同通信杯6着から、パンパンの良馬場向きのスピードタイプだろう。
開幕週の最内枠もマイナス材料で厳しい競馬になりそう。



②ソーヴァリアント
かつてはGⅠに手が届くくらいの勢いがあったが、長期休養後、別馬のようになってしまった。
能力的にはここで好走の資質はあるが、半信半疑。



③ソールオリエンス
衝撃の皐月賞から徐々に能力値があらわになってきている。
確かに距離が伸びるにつれてパフォーマンスを下げている可能性もあるし、有馬記念で横山武が降ろされたのも意味不なところもあった。
ここは立て直しを図りたいところだが、テン乗り田辺Jがうまく立ち回れるかどうか。
位置取りも、3000.2500で置かれるだけにここも後方からの競馬になることになるはずだし、まだまだコーナーが下手くそな馬なので大外を回す競馬になるとなるとこれまた不利な状況に追い込まれる。
現在一番人気だが、不安材料は多い。



④ジオグリフ
この馬も皐月賞馬だが、上のソールオリエンスのときとは違い、相手はあのイクイノックスなのだから価値は段違いだろう。
その後は目を覆いたくなるような成績ばかりだが、全てがGⅠだったことは少し酌量の余地がある。
ダート血統でも、能力的にGⅠクラスは厳しくて、能力云々よりも恐らく、芝の重以上という条件が一番マッチするのではないかと思うところはある。
少し人気しているのが嫌だが、ここが駄目ならローカルGⅢや地方ダートまで下げるしかない。



⑤ヒシイグアス
現在中山記念を連覇中の現役屈指の仲山巧者。先々よりもここに全力投球ならば今年も良いところだろう。
しかしながら、道悪は全く駄目らしいので過大評価も禁物。



⑥イルーシヴパンサー
ここ4戦は頭打ちなイメージもあるが、やや運に見放されている感もある。
GⅠでは少し足りないが、昨年の中山記念はゴール直前で詰まる不利、手綱を引っ張るほどの完全な不利だっただけに着順を鵜呑みにできない。
富士Sは先行策で脚が全く溜まらなかった。
やはりこの馬の良さを引き出すには差し勝負にするためにじっくりと脚をためる必要がある。
マイルCSも3〜4コーナーで動き始めたイルーシヴパンサーとじっくりためたナミュールとで、位置取りの差が生まれた。
(このあたり騎手の腕の差を感じる)
騎手、馬共にあとは運が味方すれば
勝てるだけの力はあるはず。



⑦ドーブネ
能力的に少し厳しい。
馬場的に時計がかかるのはありがたいが、
逃げる展開がベストで今年は昨年のようにはいかなさそうで。




⑧マテンロウスカイ
イマイチ掴み所がないが、GⅡクラスは少し荷が重いかも?




⑨エルトンバローズ
まだ底を見せていない1頭だが、時計面では限界がありそうなタイプ。
それでも、毎日王冠、マイルCSは大健闘で、能力はここに入っても引けを取らないくらいまで成長している。
中山コースは初めてでそこだけは課題だが、展開や時計が早すぎない馬場は大歓迎。西村Jもメキメキと頭角を表してきているので、ここは結果がほしいところ。


⑩ラーグルフ
昨年の2着馬でやはり、中山は得意とするコース。
前走は久々なこともあり、勝負どころでやや置かれたのも敗因の一つで、最後はしっかり差を詰めているので、悲観するほどの内容ではない。
叩き2戦目、騎手も二度目、距離短縮も、プラス材料で、穴ならこれか。



⑪タイムトゥヘヴン
ここは相手が強い。




⑫ボーンディスウェイ
期待した前走だが、最後はキレ負け。
中山は得意のコースだが、金杯よりも相手が上がるし、展開も厳しくなりそうで……
少し足りないが、馬場悪化が味方するようなら掲示板くらいはあるかも。



⑬マイネルクリソーラ
地味に力をつけている印象。前走で前出ボーンティスウエイに同じ様な位置から競り勝っているのは評価できる。
父フクリーンヒーローからこの馬場もあっているはず。
ただ、騎手の乗り代わりが吉と出るか凶と出るか。


⑭エエヤン
デムーロが手放さない馬で、かつてはNHKマイルで2人気にもなったことのある馬。
3連勝した中山コースに一連ののぞみをかけるが、早熟型シルバーステート産駒で望みは薄いかと。



⑮テーオーシリウス
GⅡでは荷が重い。


⑯ホウオウリアリティ
頭打ち。



※上位馬が、不安材料をそれぞれ抱えているので、波乱傾向にあるかと。
ソールオリエンスは結構危険な人気馬だと思うので4番手☆に留める。




穴狙いに徹して、一発ねらう。

☆ソールオリエンス

2月18日 東京競馬場 フェブラリーS

2024-02-18 12:07:44 | ギャンブル

■東京競馬11R


◾GⅠフェブラリーS



◆能力チェック

①イグナイター
地方短距離界のNO1ホースで、前走JBCスプリントでも、中央馬リメイク以下を撃破。
とはいえ、中央馬の層の薄いスプリント戦線でのもので、今回は東京1600というだけでかなり舞台設定は厳しいものになる。
南部杯でレモンポップの2着もそれなりに評価できるが、展開の利がありながら2秒離されされたもので、ここはパフォーマンスを落とす可能性は否定できない。



②シャンパンカラー
能力的に疑問だし、休み明け、初ダート。
厳しい。


③ミックファイア
個人的には応援したい馬だし、能力は高いと思うが、ここ2戦が案外。
乗り替わりやコース、距離適性もどうか。



④ドゥルエレーデ
結果的にダートでまだそこを見せていないし、素直に評価したい馬。
ダートで2トップがいないここは称号を手に入れるチャンスは充分。
単純に中央ダート界のNo.3〜5に入る存在。


⑤オメガギネス
秘める能力はGⅠ級で間違いないかなと個人的に思っております。
もしかしたら完成はもう少し先かもしれないが、ここでトップジョッキーにスイッチ。調教もいよいよ本格化気配ということで、無様な競馬はできない。
賛否が分かれる馬だが、当ブログでは推しです。


⑥カラテ
ダートの経験はあるが、ともに惨敗。
流石に手が出ない。



⑦ガイアフォース
実績は充分で意外と侮れない。
それでも初ダートでGⅠ、更にジョッキーも乗り替わりで流石にここで結果は求めるのはどうかと。
人気も、やはや過剰?


⑧セキフウ
その脚質故に、地方競馬は度外視でいいかと思うが、よほど展開に恵まれないと厳しい。意外性はあるし、武豊Jも心強いが……。ハイペースで無欲の追い込みでどこまで。



⑨ペプチドナイル
重賞では力不足。



⑩タガノビューティー
現時点では1400はやや忙しいか。
前走は展開も向かなかったので度外視はできる。
過去にも二桁着順から巻き返しており、武蔵野Sくらい走れば勝ち負けはともかく、着以上も。


⑪キンクスソード
JBCクラシックはアッと驚く激走でGCⅠ馬の仲間入り。
東京大賞典は5着でも差はわずかでこの馬なりに完成形だろう。
今回は何と言っても乗り替わりと、初の左回と距離。マイナス要素が大きくて狙いづらい。



⑫スピーディキック
昨年は大健闘の6着。
今年はトップ2が不在と言っても中央馬の層は厚く、昨年以上を望むのは酷。



⑬レッドルセル
昨年レモンポップの0.2差2着はここでは大威張りの内容。
明け8歳でも大きな衰えはないが、
やはり展開の助けが必要で、じっくりと後方で折り合いをつけての前崩れ待ち。



⑭ウイルソンテソーロ
JBCクラシックこそ崩れたが、
チャンピアンズCは追い込みで次元の違う脚を使ったり、前走東京大賞典では意表をついた逃げの手で、ウシュバテソーロを苦しめたほどの粘り腰を発揮。
ここに来ての充実ぶりには目を見張る者があり、素直に高評価でいいと思う。
条件戦ではあるが東京マイルも実績があり、前2走だけ走れば結果は自ずとついてくる。


⑮ドンフランキー
今年の中央短距離ダートを牽引していく馬の1頭で、イグナイターと比べても遜色ない。
ただ、脚質的に目標にされる分、厳しい展開になりそう。
直線坂上までかわいがってもらえば掲示板以上……ちょっと厳しいかもしれないが、穴を開けるなら逃げか追込だと思うので、一票投じてみる手も。



⑯アルファマム
展開が紛れればこの馬が一番の惑星。
前走は展開が向かず不発も、上がりは最速をマーク。
穴要素あり。



※今年はトップ2不在で波乱の余地はあるが、上位3頭はそれなりに強い。
4人気以下は上位3頭以上に不確定要素や不安材料があるので紛れれば、3着というのが本線になる。

根岸Sで展開不向きて差し不発の2頭が要注意。





2月11日 京都競馬場 京都記念

2024-02-11 11:36:15 | ギャンブル

■京都競馬11R


◾GⅡ 京都記念



◆能力チェック

①バビット
全盛期の能力を望むのは酷。


②ブレイヴロッカー
馬柱を見ればわかるように徐々に力をつけてきている晩成型のドゥラメンテ産駒。
初の連勝でこの馬なりに充実期なのは間違いない。
ただ、今年の京都記念は層が厚く、ここに割って入るには少し厳しいかも。


③プラダリア
前走は初物づくしの上GⅠでは荷が重かった。
ここは再び池添Jに戻り走る条件は整っている。
ただ、オープンクラスになってから、好走は全て4人気以下で、2.3人気に支持された時は、(0.0.0.3)というクセ者。
たまたまかもしれないが!こういうタイプもいるというのも事実で軸にはおすすめできない。



④ジェットモーション
変える材料なし。



⑤ペラジオオペラ
前走は久々ながら、gⅡ大将のボッケリーニに競り勝ち。
これで大きく崩れたのは皐月賞だけだが、
少なくともテン乗りの田辺Jというのも影響しているかと。
乗り慣れた横山和Jだし、
ここも好勝負は必至とみる。



⑥ラヴェル
リバティアイランドに土をつけた馬で何かと話題だが、その後はご存知のように泣かず飛ばす。
オークスの4着は大健闘の部類だが、牡馬混合、騎手替わりでも変わり身は?
キタサンブラック産駒の牝馬は総じて早熟傾向にあるのも追記しておく。



⑦プラチナトレジャー
ここは相手が強い。


⑧ナイママ
流石に厳しいでしょう。


⑨ルージュエヴァイユ
4歳夏に急激に力をつけてきてGⅠでもやれる力をつけた。
明け初戦の牝馬で注意は必要だが、ジャスタウェイ産駒で好調中は狙い続けるのが吉。


⑩シュヴアリエローズ
特筆するものがなく厳しい。



⑪マテンロウレオ
ここまで来たらもう関東遠征はきっぱりやめたほうがいいと、素人目で見てもわかる輸送嫌い。
2走前のチャレンジcは案外だったが、
直線で前が壁になるフリなどもあり、
まともなら3着争いに加われていただけに度外視でもいい。
ここはひさびさに馬券内のチャンス到来。


⑫アフリカンゴールド
単騎でいけると中々しぶといが、ここはバビットの存在が厄介。
距離ももう少しあったほうがいいし、差しが効く馬場なので、よほどの楽逃げにならない限り厳しい。




※ここは力関係がはっきりしているので正味5頭立てかと。
金額に強弱つけて狙い撃つ。









2月4日 東京競馬場 東京新聞杯

2024-02-04 12:45:41 | ギャンブル

■東京競馬11R


◾GⅢ 東京新聞杯



◆能力通りに走れば堅い決着ですが、上位人気それぞれに死角があり、一つ狂えば波乱も期待できるので、手広く狙いたい。

1人気マスクトディーヴァは文句なしの4歳牝馬No.2的存在で、能力はGⅠ級で間違いない。

あえての死角を上げれば、初輸送初距離初コース、となるが、ここで負けるようだとあともへったくれソもないので、正直ここは通過点でないといろいろ困る。

2人気ジャスティンカフェもようやく人気に実力が追いついた感。ただし、展開に注文がつく追込タイプでこちらは一筋縄ではいかなさそう。
個人的には急に走らなくなる、明けエピファネイア産駒なので余計に気になる要素ではある。


3人気ウンブライル
なぜ故にウンブライルが3人気?
が、率直な感想。
未知数な部分が大い上に厳寒期の長期休養明け。
ルメール人気?
個人的にはおさえでいるかどうか、の域です。


4人気ウインカーネリアン
こちらは昨年の覇者で実績あり。ここは展開も向きそうで正直ウンブライルより人気が下というのはちょっとびっくり。



以下は混戦で、
おすすめの穴候補は2頭。
狙い目は充分で好走を期待したい。