■大井競馬10R
◾SⅠ 東京2歳優駿牝馬
◆波乱要素に、逃げて勝ってきた馬が逃げられずの敗戦や、脚を余して負けた差し馬が、大井コースに変わって、台頭するパターン。
先ずはローレル賞組の評価として、
1:スティールルージュ
スピードとパワーを備え通用の下地あり。
が、最内枠で脚質的に難しい競馬を強いられることになる。
2:プラチナプライド
前走はそれまでとは違って指す競馬で、
ラストは先に抜け出したスティールルージュに肉薄。自在制あり、好素質。
4:コーミズアムール
馬体重400前後の小柄な馬でダート競馬では色々と布里な場面か多いが、前走は不良馬場ながらラストはそれなりに差し込んできていた。
例年穴を開けるパターンの前走脚を編まして負けた馬に該当し、侮れない。
5:ピンクプラム
脚質的に大井変わりは大幅マイナスで厳しい。
6:レディオガガ
前走人気を裏切った典型的な危険な人気馬。
追って味が無さそうで無理にでもハナを叩く競馬ならば再浮上の余地。
★前走非重賞組
ラインブレイカー
ラブラブパイロ
ロマンスロード
ギンガレールウェイ
クールフォルテ
マリンカカリンカ
ドレンチェリー
この内、
ラインブレイカー
ロマンスロード
ドレンチェリー
は、はくたか特別で対決し、ロマンスロードが勝利。
が、ここでは200の延長とロマンスロードが逃げられない可能性があることを考えるとラインブレイカー、ドレンチェリーの差しは注意したい。
前走で敗戦の
マリンカカリンカ、
ドレンチェリーに負けている
ラブラブパイロ
喘逃げて楽勝も相手が上がる上に初距離ギンガレールウェイ
はオミット。
クールフォルテは大井1600勝ちと前走脚を余した感で注意。
★その他の重賞組
ヒストリックノヴァ
スピーディーキック
レディーアーサー
グラーツィア
この内レベル的に笠松で負けているグラーツィアはオミット。
ヒストリックノヴァとレディーアーサーは、
全日本2歳優駿3着馬のプライルードとの対戦比較から、
レディーアーサー>ヒストリックノヴァ
でいいはず。
スピーディーキックは距離延長の前走がやや負けすぎが気になるが、鋭い差し脚を持っているので警戒は必要。
■結論
確たる軸馬は不在で各馬一長一短。
逃げ先行馬が揃って展開もかなり微妙。
人気は全くないが、この馬が今回の人気の盲点馬。
大外は不利だが、小柄で揉まれずに運べると考えれば意外と悪くない条件。
終いは必ず脚を使えるし、展開面もかなり魅力。一発特大ホームランでお年玉を獲得したい。
前走から短距離の差し馬濃厚だが、
同世代同士で地方適正限定戦ならもう少しやれて良いはず。
折り合って流れが速くなればキレ脚は随一。
▲単穴 プラチナプライド
能力&センスは上位。
いわゆる優等生タイプで大きく崩れるイメージがないのと、流れに左右されなさそうで人気馬の中では信頼できそう。
☆レディーアーサー
能力は高く普通に上位争い。
配当面で4番手としたが、堅い決着なら致し方なし。
★クールフォルテ
能力は高そうだが、
相手が上がる分で未知数。好走も凡走もある。
おさえは非重賞組から穴目の、
△ラインブレイカーと、
逃げたい馬3頭のうち、
△ロマンスロードと、
△レディオガガの巻き返しを警戒