黄道12星座_おとめ座（乙女）

梅雨が本格化している今日この頃ですが、皆さん如何お過ごしでしょうか。
カビが元気なこの季節、望遠鏡やカメラのレンズにカビが生えないように
注意しましょう。
さて、黄道12星座 第2回は、「おとめ座」です。
いままさに見ごろですが、連日雨雲で見えません。orz
しかし、こんなこともあろうかと先に写真撮っておきました。d(゜-^*) ナイス♪
　　
星座名　　 ：おとめ座
季節　　　　：春
学名　　　　：Virgo（略 Vir）
面積　　　　：1,294平方度（第1位／黄道12星座）
黄道12宮　：処女宮（8月23日~9月22日 トロピカル式）
　
おとめ座はとても大きな星座です。
黄道12星座では1位。全天中でも1位のうみへび座に次ぐ2位の大きさを誇ります。
3等星以上は5つあり、1等星のスピカは春の1等星の代表格です。
日本ではその純白な輝きから「真珠星」と呼ばれています。
　
現在は、近くに土星があるため見つけやすく街中でも見ることができます。
ただ街中ではスピカ以外は目立つ星はなく、星結びは困難でしょう。
　
スピカはどれでしょうか。これはもう土星との2者択一ですね。
　

　
おとめ座はこのようになります。
　

　
おとめ座は星座自体に大きな見どころはありませんが、望遠鏡や天体写真の世界では、
「おとめ座銀河団」という見どころがあります。
おとめ座とかみのけ座の付近に満月の50倍という広範囲にわたって約2,500個の銀河が
点在しているのです。
私たちの銀河系から5,900万光年の位置に存在します。
　

これは中でも有名は銀河の鎖（マルカリアン チェーン）と呼ばれる領域です。
　

　　

　　
このようにおとめ座にはたくさんの銀河が点在する特別な星座でもあるのです。
宇宙ってほんとに計り知れない大きさですよね。
にょろにょろ。
　
次回は、てんびん座です。

（参考文献：ナツメ社 星座の辞典）

黄道12星座_しし座（獅子）

さて、始まりました。
黄道12星座シリーズ第1回、「しし座」です。

星座名　　 ：しし座
季節　　　　：春
学名　　　　：Leo（略 Leo）
面積　　　　：947平方度（第3位／黄道12星座）
黄道12宮　：獅子宮（7月23日~8月22日 トロピカル式）
　　
春の代表的な星座です。
3等星以上が7個もあり、形も整って見つけやすい星座です。
その歴史も古く、紀元前4000年にはすでに獅子の姿として認知されていた様です。
さて、星を結んで見ましょう。火星も写ってますのでご注意下さい。
　　

　　
いかがでしょうか？
1等星はレグルス。レグルスとしっぽに位置するデネボラを水平に結ぶことが
できれば、あとは横たわった獅子のイメージに沿って他の星をつなぎます。
また、レグルスから縦に「？」のマークを裏返しにしたような星の配列になっているのが
目にとまります。この部分は草刈り鎌の形のように見えるので「ししの大がま」と呼ばれ、
これもポイントです。
　　
正解はこちらです。
街でもうす雲がなければ何とか結ぶことはできるはずですので、チャレンジして下さい。
　　

　
レグルス1.4等星。全天21個の1等星の中で一番暗い星ですが、太陽の330倍の明るさで
輝いています。
　　


次回は、おとめ座です。
にょろにょろ。
（参考文献：ナツメ社 星座の辞典）