春日市白水大池公園 星の館

街中にある天文台で星空にとけ込もう

パンスターズ彗星(準備編)。

2013年02月19日 | 星☆の雫

パンスターズ彗星

いよいよ今年の2大彗星のひとつがやってきます。
その名は「パンスターズ彗星」(C/2011 L4 (PANSTARRS) 。

2011年6月に、マウイ島のパンスターズ望遠鏡による観測で発見された彗星です。
パンスターズ彗星と地球(北半球)の位置関係がイマイチなので、低空でしか観測
することができませんが、0等級の明るさは期待できそうですので、是非、双眼鏡
片手にご覧いただきたいと思います。

(パンスターズ彗星の見え方と、軌道)
資料『© 国立天文台』

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但し、本当に低空(10~20度程度)なので、街の明かりがあると確認さえ厳しいでしょう。
街中で気軽に観測というわけにはいかないと思います。

勝負は3/10~31までの約20日間、4月上旬も光害が少ない明け方の空で
見えますが、これ以降は太陽から離れるため明るさは暗くなっていきます。
特に3/15(金)~31(日)は目が離せないでしょう。

できればデジカメで撮影しておきたい対象ですね。
三脚での固定撮影でも0等級であれば写ると思います。
「星の館」も西の空は開けていますので、空の条件がよければ案外楽しめる
かもです。

また低空のメリットとして地上の風景と一緒におさめることができるため、
彗星の大きさがわかる星景写真が撮れるのが良い点です。

ポイントとして、
(1)西の方角に光害がない空が開けたロケーションを調べておく。「星の館」OK。
(2)低空のため、雲や霞が大敵。気象条件がよい日は迷わず観測する気持ちで。
(3)撮影したい人は、即、撮影に取り掛かれるように早めに準備をする。
 (あっという間に沈みますよ)
といったところでしょうか。

そろそろ準備をはじめましょう。
にょろにょろ

コメント (3)
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