第2回は、カシオペア座です。
カシオペアは前回、ケフェウス王の王妃であることはお話ししました。
でもちょっと娘のアンドロメダ姫の美しさを自慢しすぎちゃいましたので、
後でとんでもないことになってしまいました。
口は災いのもとです。
さて、そんなカシオペア座ですが、星は明るく、「W」の整った形から秋の星座では
人気があります。
北極星さがしでも春は北斗七星から、秋はカシオペアからと紹介されています。
カシオペアは北極星に近い星座ですので、日本ではほぼ沈むことがない周極星です。
春夏は「W」、秋冬は「M」だったりします。
カシオペア座は2等星が4個、3等星が1個ですので探すのは比較的簡単です。
ケフェウス座との位置関係はご覧のとおりです。
2つの星座の大きさもほぼ同じでバランスがいいですね。
秋の天の川の入り口といったところです。
目立つ天体はありませんが、星座としての存在感が大きなカシオペアでした。
にょろにょろ。