春日市白水大池公園 星の館

街中にある天文台で星空にとけ込もう

寅年だけどトラ座はないの?

2022年01月13日 | 星座

明けましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いします!

ずいぶん挨拶が遅れてしましました…(*^-^*)さかいです。

 

冬なので寒いですが、そのかわり星空が綺麗ですね。

澄み渡る夜空にきらびやかな一等星たちの競演☆彡たまりません。

 

 

さて、今年は寅年です。

昨年は丑年でそれにちなんでおうし座を案内したりしていました。

 

しかし丑年とおうし座は全くの無関係です。

完全に私の思い付きで無理やりイベントにしていただけです。(*^-^*)

 

 

 

そんなこんなもあってか、誕生星座を聞くとたま~に「トラ座!」と返ってくることがあります。

 

トラ座…。

 

トラ座……。

 

 

 

さて、トラ座はあるでしょうか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結論から言いますとトラ座はありません!!!

 

 

しかしそれでは話が終わってしまうので、今回はそんなトラ座になりかけた星座について。

 

 

 

 

 

これは2022年1月13日 午後10:00の星空。北東~南の方角の天高いところを見ています。

矢印の部分の星座にご注目ください。

 

 

 

なんかトラっぽくないですか!?

 

 

 

この星座は…

 

 

 

 

 

 

やまねこ座です!!!!!!

 

 

トラじゃないんかい!('Д')とツッコまれそうですが。

 

やまねこ座はヘベリウスさんという昔のポーランドの天文学者が作った星座なのですが、

なんと作った当時、『やまねこ座またはトラ座』と呼ばれていたのです!!!

 

 

そしてヘベリウスさんによると、

『ここに山猫の姿を見るには山猫のような鋭い目が必要だ』

とのこと。

 

そう…!やまねこ座見つけるのはめっっっちゃくちゃ難しいのです!!

ちなみに私は山猫の目を持っていないので見つけきれませんでした(;|||ΦωΦ)残念…。

 

 

今日では『…またはトラ座』の部分は消え、正式にやまねこ座として夜空に居ます。

しかしそもそも星座を作ったときに『○○または△△』なんて雑な作り方をしたもんだ…。

 

 

 

さかい

 

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