毎年、金星が見える季節になると、
あの明るい星は何ですか?
問い合わせがあります。
「西の空の明るい星」
でネット検索する方も多いようで、
星の館のブログも金星の過去の記事が閲覧上位にあがってくることがあります。
今の時期、西の空でひときわ明るく輝く星は『金星』です。
目立ちますよね、金星。
星空や惑星、星座をみると思い出す「記憶」があります。
金星は明けの明星・宵の明星と呼ばれ、
明け方東の空に見えるときと、
夕方西の空にみるときがあります。
明けの明星を見ると、思い出すのは高校3年生の冬。
朝課外を受けるために朝6時過ぎに家を出て、自転車で駅に向かいます。
日の出前の冷たい空気、澄んだ空にとても明るく輝く金星。
車が少ない時間をいいことに、
下り道は金星を見ながら自転車を運転していました。
宵の明星を見ると、思い出すのは初めて天文台に行った大学生の時。
昼間にも星が見えた驚き、
スタッフさんが説明してくれた金星の構造、
人見知りな性格ですが、たくさん質問して長居したこと。
ワクワクしたなぁ。
どちらもすいぶん昔の思い出です💦
見上げる空の思い出は楽しいものであってほしい。
会いたい人にも会えなくて、気持ちも沈みがちですが、
上を向くと、気分も上向きになる気がします。
こんな時だからこそ空を見上げ、
今日、見た星空を思い出すときには
「コロナで大変だったけど、金星は明るかった!
そういえばあの時はこんなことを頑張った。」
って笑って話をしましょうね。
よっしー
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