気まぐれ日記

気ままに、また、思い出に

大塚国際美術館

2018-10-01 | 美術館(キルト展を含む)
1F 本館 空間表現

クロード・ロラン
「シバの女王の乗船」
風景、特に空がとても美しい。



エル・グレコ
「無原罪の御宿り」
このテーマは、多くの画家に好まれています。
私は、ムリーリョの絵が特に好きです。



ティントレット
「聖マルコの遺体の発見」
大作です。空間の使い方がgood!



環境展示 ストゥディオーロ
日本の寄せ木細工みたいです。













フラ・アンジェリコ
「受胎告知」
敬虔な修道僧のアンジェリコは、受胎告知を何点も描いていますが、中でも、特に美しいのがこれです。









少し場所が離れますが、同じアンジェリコの「最後の審判」
華やかで、美しいです。



ゴーギャン
「われわれは何処から来たのか?われわれは何者であるのか?われわれは何処に行かんとしているのか?」
とても有名な絵です。タイトルの長さも有名。



ティツィアーノ
「人生の三世代」
解りやすい絵です。



ニコラ・プッサン
ルーヴル美術館に20点も展示されている、プッサンですが、この「春夏秋冬」も、勿論、ルーヴル美術館所蔵です。

「春 地上の楽園」
大自然の中のアダムとイヴ



「夏 ルツとボアズ」
ダビデ、キリストへと繋がる夫婦



「秋 約束の地のブドウを運ぶ偵察たち」
実りの秋では、キリストの血を意味する、葡萄を収穫しています。



「冬 大洪水」
聖書で有名な大洪水です。
暗い色彩の絵なので、近づかないと、細かい描写が観づらいのですが、大塚国際美術館では、至近距離で、よ~く鑑賞できます。



ブロンズィーノ
「聖家族、聖アンナと聖ヨハネ」
ここに「聖家族、聖アンナと聖ヨハネ」が何故、展示されているか、わかりませんが、とても美しい幼年期のキリストです。
暗い背景の中に、浮き出る白いスベスベの陶器肌の人物たち。好みもありますが、ラファエロの温かみが感じられる聖母子の方が好きですね。







生と死

ベラスケス
「キリストの磔刑」
中野京子さんから、最も美しいキリストと言われたイケメン、キリストです。



ピーテル・ブリューゲル(父)
「死の勝利」
ブリューゲルらしく、描写が細かい!



ニコラ・プッサン
「アルカディアの牧人たち」 
プッサンの最高傑作と言われる絵で、ルーヴル美術館所蔵です。
私は、プッサンの「人生の踊り」も好きなのですが、残念ながら、こちらは、大塚国際美術館にありません。



「人生の踊り」



このあと、本館2Fの現代へと階段を上りました。
本館2Fの現代とテーマ展示館には通路がないため、階段を上り降りしなくてはいけないのが不便です。

本館2F 現代
行ってみると、誰もいない!
完全な貸し切り状態です。

テーマ館で時間をかなり使ってしまったため、現代は、スピードアップです。

ピカソ
「自画像」



「窓辺に座る女」



ブラック
「ポルトガル人」



モディリアーニ
「若い小間使い」
モディリアーニの全身像は珍しい。


 
ミロ 
「耕地」




「農地」



キリコ

「不安がらせる女神たち」
個人藏なので、なかなか観られない。



ダリ

「ゆでたインゲン豆のある柔らかい構造 内戦の予感」



「ナルキッソスの変貌」



撮影は最小限に止めて、絵画を鑑賞したあとは、一番観たい、B2ルネサンスの階に向かいました。