親子でつながる子育て~抱っこ法~

抱っこ法の考え方をもとに、子育て中の親子やハンディを持つ方など、たくさんの方の心の支援を行っています。

筆談援助研修会 報告其の2

2013年04月26日 | 障がいのある方の心のケア ネットワーク

前回に引き続き、ホワイエにて開催した、

第5回筆談援助研修会の様子を報告します。

 

研修の中で行われたワークの一つに、

『お姫様歩き』という、

一人が自分の好きなペースを歩き、

もう一人がそれについて回る体験をしました。

 

最初は、一人ぼっちで歩いていて、

しばらくして相手に背中を持たれた時、どんな感じがするのか…

とても暖かいと感じた人、

なんだか動き回りたくなったわという人、

腕をぶんぶん振り回して、駄々をこねたくなった人など様々でした。

 

途中、みなさんとても楽しそうな笑い声が聞こえ、

生き生きとしていました。

では、前回に引き続き、感想をご紹介します。

 

初参加者より

とても勉強になった1日でした。

援助をするうえで、必要なのは、

今相手が何を考えているのか、

怒っているのか、喜んでいるのかを考えて

寄り添うことではないかと感じました。

 

待つのではなく、一緒に思いを表現しようという気持ちで筆談に臨むと、

スムーズにペンが動いたように思います。

この経験を無駄にせず、たくさんの方の思うを文字として

表現できたらなと思いました。

本日はありがとうございました。

 

3回目の参加者より

今回で3回目の参加でしたが、

前々回より前、前より今日、

触れること、感じること、寄り添うことの大事さを

感じることができました。

 

今日やったこと、感じたことを

施設で利用者様とのかかわり、コミュニケーション・スキンシップとして

遊びを入れながら関係性をしっかりと作り、

何かを発見し、

利用者様の感情を知ることができたらいいなと思いました。

ありがとうございました。

 

初参加者より

筆談援助は援助するとどのように言葉が出てくるのか、

イメージができず、魔法のように言葉が出てくるのかと思っていました。

でも、相手に寄り添い、

相手の気持ちを推し量りながら、

進めていくものだと知って、

抱っこ法と似ているところがあるのが、

新しくもあり、懐かしい発見でした。

支援にはこのような方法もあるのだと意識したいと思います。

ありがとうございました。

コメント
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