ホワイトのお部屋

日本画を描く日々の悩みや喜び

的場弘司日本画展とイコン・テンペラ画展

2024-12-06 10:45:35 | 日記

   

12月9日(月)まで岡アートギャラリーで開催中の「的場弘司日本画展 -花舞台ー」と「イコン・テンペラ画展」を観に行かせて頂きました。

的場弘司さんは、同じ師を仰ぐ日本画のお仲間です。お花を中心とした日本画らしい気品のある素敵な展示でした。また、的場さんは、従兄の連れ合いさんがお世話になっていた施設で、日本画教室のボランティアもされているので、彼女も一緒に行きましたが、優しく親切に対応してくださって、感激でした。

また「イコン・テンペラ画展」は、昔お世話になった方の娘さんが出品しておられるので、是非とも拝見したいと行かせて頂きました。テンペラ画の技法のことはよく知らないのですが、中にアンドリュウー・ワイエスのヘルガの絵の模写があったのにはびっくり。そして、失礼にも「元の絵は油絵ですよね?」などと無知も甚だしい質問をしてしまいました。

日頃、「ワイエスにはまっています」とか「ワイエスが大好きです」などと公言し、つい最近にも大山崎山荘美術館まで観に行きながら、ワイエスの絵を油絵と思い込んでいたなんて、情けない。これこそ「思い込み」の最たるものです(涙)画集や本まで買って、今まで、説明のどこを読んでいたのか?赤恥をさらしたことでした。

おもわず話が前後してしまいましたが、ワイエスのヘルガの模写はなかなかのものでした。模写はよく見ますが、これほどのものはあまり目にしません。表情、雰囲気、すごいと思いました。

イコン・テンペラ画展は、8日(日)までGALLERY108(北区南中央町)で開催中です。隣接して有料駐車場があります。

 


見事な頂き物にびっくり

2024-12-02 13:17:36 | 日記

同じ日にうれしい頂き物がありました。そしてまた、偶然にもどちらも見たこともないほど大きな果物、柿とりんごです。柿は宮崎産の秋王という種類、りんごは種類はわかりませんが、信州の息子さんから送ってきたもののおすそ分けとか。たまたま我が家にあった普通の富有柿(ちょっと小ぶりですが)と比べてみたら、その大きさがわかります。測ってみたら、どちらも直径10センチありました。

大きいものは大味といいますが、これはとんでもない、柿は種無しで口当たりなめらか、それでいて歯ごたえもあり、上品な甘さは例えようがありません。りんごは、シャキッとした歯ごたえ、程よい酸味と甘み、これまた最上級の美味しさです。

値段のことを言うといやらしいかもしれませんが、きっと一個千円以上するのではないかしら?もっとするのかな?頂かないかぎり,、買って食べることなど、もったいなくて出来ない感じです。大事に、ゆっくりと味わっていただきましょう。くださった方に感謝です。


母校の創立150周年記念美術展近づく

2024-12-01 09:37:52 | 日記

写真が斜めになってしまった!

母校である岡山朝日高等学校創立150周年記念美術展が近づきました。おこがましくも、私も出品させていただくことになっています。よろしくお願いします。

第9回日展(2022年)の「映」を出品する予定です。

 

 


人物デッサンー青いターバンの女性

2024-11-24 12:02:33 | 日記

昨日の人物デッサンの教室で、予定していたモデルさんが急に都合が悪くなられたとのことで、急きょ前回帽子を被ってきてくれた方が、ターバンを被った姿で来てくれました。若くはないけど、プロポーションのいい気さくなモデルさんです。

私は、立ち姿がどうも苦手なのですが、苦手なものほど挑戦しなくては・・・ね、今回は手がきれいに描けませんでした(涙)服の模様は、帰宅してからスマホの写真を見ながら仕上げました。

再来年の1月に教室展があるので、いつもは練習、練習と思って、描きっぱなしが多いけど、これからは少し仕上げることを意識しなくてはね。拙いなら拙いなりに見ていただくのも勉強だけど、あんまり拙いのも失礼かもしれないし。

何かいつもこんなこと言っていますね(笑)言い訳でーーす。


枯れた草たちも魅力的

2024-11-21 09:55:16 | 日記

           

来春のグループ展に出品の作品を描こうと試行錯誤している。出来上がっている新作は3点ほどあるけれど、それは来年夏のグループ展用に描いたものなので、できるだけ別の新作を描きたいと思うのだ。

枯れた植物の魅力に魅かれて、新春にはちょっと似つかわしくないかもしれないが、出来たら枯れた植物たちを描きたい。前々から描きためたものもあるけれど、新たな写生もしている。だいぶ溜まったので、それらを構成してみたい。

DM用にも使用するらしいので、12月の初めには描き上げなくてはならない。もし間に合わなければ、出来上がっている3点の中から選ぶとしよう。逃げ道を作っておけば、気が楽だ。と、姑息なことを考えていると、結局描けなかったりするから、それは考えないで、がんばろう(笑)。


赤いスマホケース!

2024-11-20 11:47:30 | 日記

長男の連れ合いさんが、とてもかわいいスマホケースを持っていたので、思わず「かわいいーー!!」と言って、「私もいいのが欲しいけど、年寄り向けのスマホに合うケースがなくてねー、ネットで探せばあるよと教えてもらってやってみたけど、見つけられなくてねー」と愚痴ると、優しい彼女はすぐにネットでいろいろ探してくれました。

そして、その中から「どれがいい?」と言うので、赤い猫ちゃんの付いたのを選ぶと、すぐに注文してくれました。そして、早速届いて、プレゼントしてくれました😊 わーい(*´▽`*) こんなのが欲しかったんですよねー。うれくて、うれしくて、ホクホクしているところです。

今まで使っていた手縫いのケースは、不細工で使い勝手が悪かったけど、愛着もあるので、何か別の用途に使うことにしましょ。


昔の彫塑作品

2024-11-19 10:33:59 | 日記

部屋の片づけをしていると、いろいろなものが出て来る。思わぬところから大学の彫塑のスクーリングで制作した粘土で作った作品の写真が出て来て、懐かしく思わず見入ってしまった。

学籍番号の順で2人一組になり相手の首から上の像を作成した。私とペアになった方は若くてかわいいお嬢さんだったけど、何だか私のようなお婆さんと組になってお気の毒な気持ちがしたものだ。

この写真は、はっきりとは覚えていないがほぼ完成した時点のものだと思う。ごらんのとおり右側のが私の作品で、左側がその彼女の作品。当時は、申し訳なさが先にたって冷静に見ることができていなかったが、今改めて眺めてみると、彼女の作品の方が数段に優れていることがわかる。表情に動きがあり、私の顔の特徴を見事にとらえている。それに比べて、私の作品は生真面目で、面白味がちっともない(涙)

日本画だけでなく、いろいろなジャンルの制作にわずかながらでも触れられた経験は、今では貴重だったなあとしみじみ思う。こうしていると、片付けはなかなか進まない(笑)


何でも笑いに変える能力

2024-11-17 10:59:19 | 日記

このところ長男の家の給湯器が壊れたので、新しく付け替えができるまでの間、毎日一家で我家に入浴、夕食に来ている。老夫婦二人だけの静かな生活に活気が生まれて楽しい。しかし、いつもの老人向けの献立というわけにはいかず、久し振りに張り切ってメニューなどを見て孫たちの好きなものを考えている。幸い何を作っても美味しいと言ってくれるので、ますます頑張っているバアチャンだ。

とりわけ長男の連れ合いさんのその日の職場の出来事などの話題には大笑い。彼女は、どうもつらいことや嫌なことを笑いに変える能力に優れているらしく、彼女の話にいつも大笑いしている私がいる。

辛いことや嫌なことを笑いに変えることが出来るのは、本当に貴重な能力だとつくづく思う。


講演「原発を止めた裁判長」を聞きに行った

2024-11-11 11:55:35 | 日記

   

たぶん「そんな馬鹿な!」「ばかばかしい」と言われると思うけど、格別確かな根拠があるわけでもないのに、「それ、何かおかしい」と思うことがよくある。そして、その後「当たっていた」ということが少なからずある。原発の安全性についての議論もその一つだった。

以前見た「京都地検の女」というテレビドラマで名取裕子演じる検事が「これ主婦の勘」というお決まり文句を言って、周りから辟易される場面を思い出すが、似たような勘というか、もしかしたらただの疑問かもしれないが、「何かおかしい」「ほんとうかしら?」と思うことがある。確とした根拠を示せと言われても、そんなものはないから、思っても口にすることはないし、それ以上追及したりもしない。うっかり口にして、誰かに追及されても「これ私の勘」と言うしかないから、失笑されるのがオチだ。

原発には「安全神話」というのがあった。各原子力発電所は「原子力発電は安全です」とさかんに宣伝していた。パンフレットなどで説明されても、原子力発電についてのしくみすら知らないから、「ふーん、そうですか」というしかなかったが、「でも、何かおかしい」と思っていた。どこがと聞かれても、それも答えられない。

3,11の福島原発事故が起こった後でも、今またあちこちの原発が再稼働した、あるいはしようとしている今、そして南海トラフ巨大地震が予測されている今でも、「福島原発事故は不幸にして偶然に偶然が重なって起きた事故であり、安全性に問題はない」と言う人々がいる。「ホントかしら?」と思った私は、是非ともその根拠を知りたくて、この講演を聞きたいと思った次第。

講師の樋口英明さんは、元福井地裁裁判長、今は退官されていますが、関西電力大飯原発3・4号機の運転差し止めと高浜原発3,4号機の再稼働差し止めの仮処分決定を出したということで知られている。講演では、難しい原発や原子力について、わかりやすく説明され、原発がいかに危険か、地震国の日本、最悪の場合日本列島を破滅に陥れかねないということがわかった。

本当は、何故原発が危険なのか、もっともっと書きたいけれど、長くなるので残念だけどこのへんで止める。

あとひと言だけ。今年1月の能登半島の地震の震源となった地域は、以前原発が建てられる予定があった所で、住民の皆さんの反対で別の場所に替えられたことは知らなかった。もし、予定通り建てられていたら、またまた福島原発の二の舞となっていたかもしれない。無知でいてはいけないとつくづく思った。

このブログは、絵に関することを中心に書くことにしているけれど、この問題は書かずにはいられないと思った。

 


なかなか終わらない

2024-11-09 09:46:19 | 日記

スケッチ類を入れている押し入れ(あと少しで終わる予定)

画室の片づけを始めて10日あまり、毎日少しづつ暇をみつけては片づけているけれど、なかなか終わらない。単に並べ替えるだけの整理なら、もうとっくに片付いているのだけれど、「この際不要なものを捨てる」という思いがあるから、なかなか進まないのだ。たくさん溜まったスケッチ類も古いものは捨てることにして整理、使うかもしれないと保存していた紙類も古いものは捨て・・・と、選択していると時間がかかっていつまでたっても終わらない。日本画を始めて約30年ほどにしかならないのに、よくも溜まったものだ。

「あれはどこにしまったかな?」ということもしょっちゅう、それでも見つけられたらいいけれど、結局見つからないことも。今回整理していたら、「あ、ここに在ったんだ」というのはまだしも、「こんなものがあったんだ」と、存在すら忘れているものもある。そうこうしていると時間ばかり経って、いつまでたっても終わらない(涙)小さな8畳ばかりの画室の中だけなのにね。

色紙の入った箱、段ボール類、小物入れ、アイルランドの写真と資料・・・・等々。ここはまだ整理途中。

ともあれ年内には終わらせなくてはね。がんばろう。