わたしの畑の可愛い和綿。japanese cottonです。
繊維も短いし一つの房も小さいし、下向きに実がはじけて土の汚れも付きやすいんですが品種改良されていない昔ながらの素朴な生成りの綿が取れ、味わい深い和綿です。
花はこんな感じ。可愛い。
洋綿も大好きです。
まるでハイビスカスのようなきれいな花が咲き、品種改良され実も大きく上向きに実がはじけてくれるのでとても扱いやすく光沢のあるふんわりした綿が取れ、それぞれ味わいがあります。
2年前から春日井市のあかね珈琲店のきこちゃんから綿の種を分けてもらって、和綿、洋綿(グリーンコットンとテディベア)を栽培しています。
これはおととしのグリーンコットン。
おととし、いろいろ調べて収穫した綿の種を取り除いてくれる手動の道具「綿繰り機」を購入して全部種を抜いておいたんです。
。。。でも、糸にするまでがなかなか…!
と、思っていたら、畑関連ですごーーくお世話になっている、長久手市のみどりの推進課の主幹の方から昨年「ながくてアートフェスティバル(NAF、以下略)のワークショップで糸にするまでやってるからおいでよ!」と教えてもらったんです。
昨年は参加できなかったんですが、今年こそ家で眠っているかわいいオーガニックコットンたちを糸にせねばという使命感があり、先日こういうのが好きそうな末っ子ともに晴れて参加させてもらいました!
まず、綿繰り機で綿花の中の種を除き綿だけにしていきます。
これが綿繰り機です。手前に種が、向こうに綿が出てきます。
その綿を弓矢のような道具で打って(手づくりの道具です、タコ糸と園芸用の支柱を組み合わせたものです!)、綿をフワフワにほぐします。
そのふわふわの綿を薄くのばしていき…
棒に巻き付けて、形を整えてから棒を抜きます。
そうすると、「篠」ができるんです。
このNAFワークショップは3回あるのですが、第一回目はまずはここまでで終了…!
先生が、弓矢の道具で打つ方法のほかに、ハンドカ―ダー(羊の原毛を梳く道具)で綿を梳く方法を教えてくれました。
次回はこの繊維を撚り撚り…として糸にするそうで、その次はその糸から布を織るそうなんです・・・!
これが昨年のNAFワークショップで作った綿糸だそうです!
こちらも先生の草木染の綿糸です。
あ~~~~~糸って好きだ~~~~~~
糸に対する愛が深いです。
なぜか~~~~~
・・・とわたしの戯言はともかく。
みなさんは「ながくてアートフェスティバル」ご存知ですか?
「まちをアートで盛り上げる、アートをきっかけに人と人をつなぐイベント」なのです!
今年で11回目だそうです。
NAF実行委員会と長久手市が主催していて、今年は9月30日(土)から10月22日(日)まで開催される予定です。
NAFの農園はこの糸作りの会場にもなっている「長久手文化の家」の前にあり、NAFファームではこのような綿花も栽培されているんですよ!
このワークショップも期間中「アートDEあそぼ」で開催されるそうなので、綿花や糸作り、織物にご興味ある方はぜひフェスティバルにお出かけくださいね♡
…ながくては緑もいっぱいあるし、芸術大学もあるなどアートにも関わりが深く、自然やアートをテーマにしたイベントやお祭りがたくさんあって、子どもたちもすごく恵まれているし、親であるわたしたちもすごく楽しませてもらっていてありがたいな~って思います。
また次回のワークショップもレポさせてもらいますね♡