うちの畑の綿花がついに平面の布になりました!
布といってもこんな小さなコースターですが、きこちゃんに種をもらってせっせと育てて収穫して綿繰り機で種を取り、打って巻いて篠(※ 紡績の中間過程で不純物の除かれた繊維を長さをそろえて太いひも状にしたもの)を作って、糸へと紡ぎ、最後に織って…。
なんだかんだでもたもたしてて、2年もかかりました~!
でも、途中で投げずにいつか糸にする…!と気持ちだけは失ってなかったので(笑)こうして形を成すことができました…とはいえ、わたしってなんでも時間かかる奴だな…。
ふわふわの綿の状態で2年手元に置いたままだったんですが、昨年市の産業緑地課の方からながくてアートフェスティバルの一環で、棉花から布にしていくまでのワークショップをやったから来ればよかったのにとお声かけてもらってて、今年こそはと参加させてもらったんです。
使った綿はもちろん、自分の畑で収穫した綿花です!
上の写真はグリーンコットンなんです。なんとも言えない素敵な色でしょ?これでも2年の間に少し退色したんですよね~。こういう色はどんどん退色していって、最終的にはベージュ色のような色に落ち着くらしいですねぇ~。
左は小2の二女、右は小4の長男のつくったものです。糸は、先生の用意してくださった綿糸をつかわせてもらっています。二女はかなり一生懸命に作っていました。最初はただの付き添いだった長男も材料をそろえてあげたらやるかなと準備したらやっぱりなんだかんだ言いつつ作っていました!
こちらは2年前に収穫した和綿。和綿は洋綿のように品種改良されておらず、下向きに実がついて(土などの汚れが付きやすい)収穫もしにくいのですが独特の素朴さがあってちょっと紡ぎにくかったけれど糸にして織るとこんなに味わいのある感じにしあがってくれました。
家族5人分織れました。
グリーンコットンのものは、急須を置くコースターにしましょうか。
重ねた姿もとても可愛くてきゅんきゅんしました。
ちょっとカップを置いてみました。
奥の錆納戸さんが織ってくれた敷物とはくらべものになりませんが、畑の綿花のコースターも素朴というか武骨というかかなり自分好みでツボでした。
1回目は綿花から取った綿の種を抜いて篠を作り…。
2回目は篠からスピンドルを使ったり手で撚りをかけたりして糸を作り…。
3回目は糸を織って布にして…。
こんな素敵なワークショップに参加させてもらえて、わたしの夢がまた一個叶いました!
いよいよ今週末からながくてアートフェスティバル(NAF)がスタートします。ながくてアートフェスティバルは、「まちをアートで盛り上げる、アートをきっかけに人と人をつなぐイベント」です。
「棉花から布へ」のワークショップは10月8日(日)に長久手文化の家で開催されるもようです!NAFのファームで育った綿花を使って布をつくるワークショップです!詳細ページはこちらです。
繊維や織物、こうい手仕事などにご興味ある方はぜひ・・・!
ながくてアートフェスティバルの公式サイトはこちらです。
さてさて、今年も畑の綿花が穫れました。テディベアという品種です。きこちゃんにもらった種から毎年作っています。
…こうして土からこんなにも美しい繊維が獲れるなんて、本当に驚きだし、可愛い綿花の花や実が育つのも楽しいです。
来年また栽培できるように種採りをしておきましょうか…。
…長女が最近プリンをつくってくれます。ちゃんとカラメルソースも作ってくれて美味しいです。どろんこ村で習ってきました。お料理の名人のけいちゃんたちとどろんこ村で過ごさせてもらえて本当にラッキーでした。
特別なお料理の何かを習うのも勉強になるのだけど、こういうお料理が上手な人と一緒に食卓を作っていく経験や、一緒に食卓を囲む経験って、貴重ですよね。一緒に過ごしているだけで、子どもっていろいろなことをどんどん吸収していくのですごいです。
早く追い越してほしい、わたしを。。。そして毎日おいしいもの作ってくれたらうれしいな~!ほんとはわたしそんなにお料理大好きな人じゃないのよ…相変わらず…!
茄子の種、細かいし採種されるのとても手間がかかりますよね、何年も採り継がれているなんてすごいですね✨
オクラやモロヘイヤなど何種類かは自家採種を続けていますが、アブラナ科(交雑するので)とナス科(細かいしピーマンは交雑するので)野口さんからいただいています!