今日の民主党「子どもに関する合同会議」で、政府が6月に国会提出を予定している「子ども・子育て白書」と「子ども・若者白書」それぞれの骨子案について、内閣府からヒアリングを受け、意見交換を行いました。
その中で、あるデータを見て驚愕!
国立社会保障・人口問題研究所の「人口統計資料集(2012年版)」からのデータで、「男女別の生涯未婚率」を示したグラフなのですが、なんと、2010年(平成22年)の数字で、男性が20%、女性が10.6%に達しているのです。
1985年までは、男女とも5%以下で推移していたわけですが、それ以降、急上昇。特に男性の未婚率は、1980年の2.6%からたったの30年で、一気に10倍にまで跳ね上がった計算になります。以前は、30歳を過ぎると9割ぐらいの男性が既に結婚していたのに、今では半数以上が未だに独身でいるのです。
「未婚者の生涯の結婚意志」というデータを見ると、「いずれ結婚するつもり」だという男女はいずれも90%近い数字で、ここ20年でそれほど変化はありません。つまり、結婚する意思をもちつつ、実際は結婚出来ていない男女がどんどん増えてきている、ということなのですね。
少子化の打開策として、この辺りの要因をしっかりと分析し、対応策を打っていかないといけませんね。