『自殺者12年連続3万人台「40代」「経済苦」増える』
(朝日新聞社 2010年5月13日)
すでに速報値で、2009年にも自殺者が3万人を超えて、12年連続で3万人超になったというニュースを報じていましたが、今回、確定値が出されました。
自殺者が12年連続で3万人を超えているというのは本当に残念な話ですが、特に「経済苦」を理由にした自殺や「40代」の自殺者が増えてしまっているのは深刻な話だと思います。この記事にある自殺者数の推移を見れば、1990年代後半から自殺者数が急増しているのは明らかで、まずその原因をしっかりと探っていく努力が必要だと思います。
そして、今年1月~4月の自殺者数が前年比で9%減になっているというのは、歓迎すべき変化でしょう。引き続き、私たちみんなが力を合わせて、社会の中でのささえあいをしっかり作って、一人でも多くの方が自殺という選択をしなくて済む環境を整備して行く必要があります。