イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

Go Toトラベル利用者の実数は?

2020-12-10 09:32:11 | TV・映画
 昨日のBS-TBS「報道1930」で、新型コロナウイルスの感染拡大を取りあげている時に、すごいデータがでました。
 
 Go Toトラベル利用者で、感染者が255人と政府が言っている。だから、感染拡大にはなっていない。
 利用者は5260万人といっているから、感染者の割合は0.00048%。

 一方、日本人口に占める感染者の割合は0.13%。270倍も多い。
 
 堤伸輔さんが、全員がGo Toトラベルで旅行に行けば、感染者は激減する…、そんなばかなことがあるわけない、と。

 昨日の計算だと5260万人を実数扱いしています。以前、トラベルボイスというHPで読んだ記事では、単位が「人泊」になっていました。
 つまり、1泊につき1人とカウントしているのでしょうし、同じ人が何回利用しても、人数をカウントしている、要するに延べ人数、さらに泊数でも人数が増える。
そういうことだと思います。

 だから、実数を分母にしないと、日本人口に占める感染者との割合と比較の意味がなくなってしまうと思います。
 番組側の問題ではなく、実数が公表されていないのでしょうから、しかたありません。

 仮に、0.13%を当てはめて、実数を計算すれば約20万人。いくらなんでも、そこまで少ないことはないでしょう。

 もし、5260万人が利用しているということになると、2.4人に1人が利用していることになって、これもあり得ない数字でしょう。
 旅行どころか、休みも満足に取れずに過酷な勤務を強いられている方々もたくさんいるのに。
 利用している人は何度も利用し、かつ連泊している。それを全部合計している5260万人。

 そして、感染者は直接その場で発症したような、保健所が把握している数。
 
 新潟県の場合、県外に行ったことで(私用である場合と出張等の場合、両方)感染したケースが多く、それが広まってしまう。
 特に、警察署でクラスターが発生した発端は北海道に行ってきた署員だったように思います。Go Toトラベルを使ったかどうかはわかりませんが。

 旅行してきた人から感染が広がった分をカウントすれば、255人ではなく0.13%に近い数、68380人という数字になる可能性だってあるのではないでしょうか。

 議論するだけの数字になってないというのが現実のように思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿