イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

よく見ている

2020-10-18 11:10:10 | TV・映画
 BS-TBSで平日の夕方放送しているドラマ「刑事のまなざし」

 夏目刑事(椎名桔平)は、よく見てます。

 一昨日の第4話では、部屋にあった竹トンボが手作りで、部屋の住人(伊藤裕子)の爪を見て、(この人には作れない)と、部屋を借りる時の保証人(吹越満)との関連をはっきりさせていました。

 そのことに限らず、いろんな所を細かく見ています。

 「刑事のまなざし」というタイトルだから、「見ている」ことのポイントは大きいんだと思いますが、現実でもそうだと思います。

 例えば、学校で先生が生徒を見ています。
 逆もです。生徒も先生を見ています。
 細かい所まで。
 「おっ、髪切ってきたね」なんていうのは当然で、「ちょっと元気ないぞ」「笑顔だねぇ、いいことあった?」等々。
 逆に「先生元気ないじゃない。夫婦げんか?」「そうなんだよね、嫁さん実家に行っちゃった」とか、そういうのも。

 口に出さなくても、見てます。互いに。それができなくなったら、信頼関係とか、一緒にいて落ち着くとか、楽しいとか、そういうことができなくなります。

 全国一斉の休校要請が出た時に、一番気になったのはその点でした。卒業を直前にして、先生と生徒が会えなくなる…。
 そして、今またデジタル化と言って、全員にパソコン。教科書も電子化。お~い、黒板を見てくれよ、というのは先生を見ることです。先生も生徒を見ます。
 それが液晶画面を見るだけになる。

 「刑事のまなざし」を4話まで見て、思ったことです。


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