あ~、暑いです!・・・台風は停滞してるし、気温は高いままだし、国会も首相選出やら何やらで止まってるし、どうなってんねん?・・・ただ、世界陸上で室伏さんがハンマー投げで金メダルは、良かったですな~。・・・
昨日も少し触れましたが、りんくう花火大会の話。・・・
りんくうタウンのマーブルビーチで毎年行われていた花火大会。・・・元々は、つばさのまちフェスタの内の行事の一つ。・・・中止になってから、7年が経つ。・・・
このフェスタ、関西空港開港にあわせ、町おこしの一つとして実施されたものだ。・・・空港のある町「つばさのまち」として泉佐野市が起死回生に出た行事。・・・りんくうタウンを造り、海岸を整備し(マーブルビーチ)、企業を誘致し、税収入を見越して、大々的にアピールした。・・・最新の医療機器を完備し、最先端の治療を可能にした市民病院も新たに建設した。近畿第二位の高さを誇る全日空ゲートタワーホテルビルもそれ、市民会館も新築し、コンサートホールも完備、こけら落としに「モーニング娘」も来館した。・・・他にも道路の整備やら造成やら、・・・
そんな中での、りんくう花火大会だったのだ。・・・
当時私の仕事は、接客業だったので、当然開催日の日曜日は休めず、遠くから見るくらいだった。・・・以前も話したが(大阪の海は、今日も盛況)子供たちは、楽しんだようだ。・・・
海岸の遊歩道沿いに何十件も立ち並ぶ屋台。何発も上がる大きな花火。・・・みんなが笑顔で、次の花火を待ったのだ。・・・
私がかろうじて見る事が出来たのが、最後の開催だった。・・・
このころには、すでに市の財政は破たんし掛けていたからだ。・・・企業の誘致もままならず、りんくうタウンを造った時に同時に作った遊園地「りんくうパパラ」、観覧車が回り、小さな子供やファミリーの格好の遊び場であったが、同じく経営難となり撤去。・・・関西空港事態も経営難に襲われて、存続が危ぶまれた。・・・そんな中で花火大会を開催する事が出来なくなったのだ。・・・何もかも縮小。・・・
りんくうタウンも、数年前からにぎわって来ている。・・・「りんくうプレミアムアウトレット」「シークル」などの大型ショピングセンターが出来き、観覧車も復活した。・・・海外からの観光客も集まるようになり、店舗では日本語以外の言語も飛び交う。・・・
でも、決して市の財政が良くなったのではない、市の産業も動いていないのだ。また、市民税も高く、医療機関にしても市立の市民病院が機能しなくなって来ている。そして、他府県に引っ越しをする人も多いと聞く。・・・
そんな中、住民レベルで、りんくうの花火を復活させようという動きが出て来た。・・・
住民の中にも、こんな時代だからこそ、花火大会実施すればいいのに~、とか、花火くらいできるやろぉ~とか、意見が市役所へ寄せられたと聞きます。しかし、市は渋滞や混乱、財政的な問題を持ち出して、出来ないと言う話だそうです。・・・
確かに、花火大会終了後の交通渋滞は半端なものではない。・・・マーブルビーチ周辺の駐車場や違法路上駐車から、数百台の車が一気に動き出す。・・・いくつか道があるのだが、どの道も混雑し、動かない。周辺に自宅がある方が、自分の家に帰れないという事態も発生する。救急車・消防車などの緊急自動車も動けない。また、狭い生活道路まで侵入して来て、通り抜けようとする。事故も発生する。・・・
こういう時は必ず、役所の判断として、開催しないという事になる。・・・しかし、万全に対応できるのも役所であるという事が言える。確かに、佐野市民は何かあればうるさく追及する。とことん追求する。正義感が強い人種なのだ。・・・逃げてるという事も言えないでもないが・・・
市民レベルの「りんくう花火実行委員会」は、どこまで企画されているのだろうか?・・・安全面や危機管理が出来ているのか?・・・心配になって来た。・・・
せっかくの素晴らしい企画が、たった一つの事故がきっかけで、中止され、今後は一切できないようになるのではないか?・・・
私は、彼らの気持ちに賛同して、協力をする事にした。・・・
今から、彼らの会議にお邪魔して、話を聞いてみようと思う。・・・
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