AKB48の旅

AKB48の旅

論功行賞

2012年08月26日 | AKB
「総監督」という肩書き名が誤解の元かなとも思うけど、要するにこれは現状の追認でしょ。かつての「チームAキャプテン」もそうだったし、ローコンテクスト向けの、分かりやすい記号をつけただけに過ぎないように見える。実際、Tgskさんに言われたときのたかみなの困ったような顔と、まわりの仲間達の囃し立てるような笑い顔が、すべてを示してたと思う。

けれども、こういう肩書きというのは一人歩きするもの。選抜総選挙の順位のような「わかりやすさ」故、テレビなどでは、この肩書きが幅を効かせることになるんだろう。それが良いことか悪いことかはさておき、たかみなが特別な存在であることを、48Gとして誇示していくことになる。

これは、もしかすると、新たな「盾」の役割を振られたのかもしれないと、ふと思った。かつての前田敦子がAKBの切り歯だったとするならば、前田敦子が去った後の高橋みなみは、世間の荒波の盾となって48Gを守護する、そういう役割を新たに明示的に与えられたということなのかもしれない。

そしてソロデビュー。二つの相反する方向性の、しかしてその両方が、たかみなへの論功行賞なんだなと思う。

組閣

2012年08月25日 | AKB
本ブログ的には「サプライズ」ではないよね。前田敦子卒業というのはそういうことなんだと思うし、あくまでも「予想」とかではなく、「合理的」に考えて、高橋みなみの「プレイイングマネジャー」就任と、チーム4の解体は読めてたと言い張りたい。

ただ、各チームのキャプテンはまったく想定外だった。チームAの篠田さんは意外というか、ここは横山さんが来ると思ってた。チームKは、宮澤さんの移籍に伴う人事だろうし、チームBもテコ入れが必要だったところ。

大島さんは立場上そうするしかないだろうし、なによりここにはJがいるんで、そういうことだと思う。光宗薫、武藤十夢もここということで、弱含みではあるけど、本店におけるチームS相当にして第二段階虎の穴的かな。

梅田さんにしても、出遅れはしたけど、ふさわしい役割を求められてのこと。選抜にまで這い上がってきて、ようやくあるべき場所にたどり着いたんだと思う。ここは、小嶋陽菜という天才のもと、島崎遥香、加藤玲奈、渡辺美優紀と、確変期待のメンバーが配置されてる。そのほかにも敢えて名前を拾わないけど、まあギャンブル枠とでも言うか。

一方で、「総監督」のお膝元、チームAには、岩田華怜、田野優花、横山由依、大島涼花、渡辺麻友、ほか、次世代の中心的な役割を期待されてるメンバーが、手堅く集められてる。ここに高柳明音、山本彩、穴井千尋が加われば、まさに48Gの内閣といった風情になるかな。総じて、第一回組閣に比べても、ポリシーがシンプルかつ合理的に見える。現時点で求め得る最善手と評価できると思う。

そして、この人事の最も秀逸なポイントは、チームの人数にあることは言を待たない。ステージに立てるのは、そのうちの16人だけ。チーム内の競争こそが絶対に必要だったことであり、これによって淀みが払拭されることが期待できる。別の言い方をするなら、「干され」がいよいよ本当に干される。

48Gは立ち止まることを許さない。前進を怠った者は捨て置かれる。そういう意味で、移籍を志願した多田愛佳、高城亜樹、仲川遥香、宮澤佐江、鈴木まりやさんには、エールを送りたい。漂流教室になるのかもしれないし、高い確率でそうなるのかもしれないけど、エラソに言うのも何だけど、その意思や高くかいたい。幸運を祈るよ。

オーディションの応募資格

2012年08月24日 | AKB
以下SKE第6期オーディションページから引用

【応募資格】

11歳~22歳までの女性。
合格した時点でSKE48と所属契約ができる方。
経験不問
合格後、研究生(レッスン活動の成果により正規メンバーへ昇格となります。)として活動を開始し、
日常的にSKE48劇場(SUNSHINE SAKAE 2F)に通い、活動ができる方

以上引用

見落としとかじゃないよね。表のページにはこれだけしか書かれてない。求める人材像とか、アドミッションポリシーとか、そういうのは一切なし。それとも、こういうのがアイドルオーディションでは普通なのか。審査内容が一切記載されてないけど、歌唱審査をやるとか、ダンス審査をやるとか、そういうのは書類選考という名の写真審査+αの後に、直接通知されるのか。

まだしもAKB一期生のポスターの方が「個性的な君に会いたい」という、分かり易さがあったと思うけど、そういうポリシー的なものは、もう必要ないということなのか。

オーディション応募用紙を見ると、アイドルオーディションとして常識的に思える項目が並んでるけど、「血液型」と「足のサイズ」が謎かな。まさか血液型で性格が分かるとか、そんなこと想定してないだろうな。足のサイズはアレだろうか、身長の伸びしろとか、そういう判断にでも使うのか。それとも、衣装の中で靴だけはサイズ調整が難しいので、大足ははねられるとか、そんな嘘みたいな選考基準があるんだろうか。うーん、謎だ・・・

わしズム Vol.31「AKB48新参ヲタ大激論」

2012年08月23日 | AKB
書くべきかどうか迷ったけど、ちょっとだけ。

正直、期待せずに読んだし、批判とかする意図はないけど、なんなんだろう、この隔靴掻痒感、敢えて言おう、いけてない感、すれ違い感、・・・微妙に違うなあ、この感触を表現しようにも、どうもうまく表現できない感かな、これがフラクタルのごとくにどこまでも続く感じ。

まず参加者の議論が何気に噛み合ってない。一読、噛み合っているようでいて、どこか同床異夢な感触。これがなんともいえない居心地の悪さのベースラインを醸し出してる。個別には良い指摘をしてるようでいて、48Gのハイコンテクストにもイマイチ乗り切れてない。私が言うのも何だけど、題名に「新参」と表明してるとは言え、拭いきれないニワカ感に無頓着とでもいうか。

「愛」の先かあ。そこは一神教と多神教の戦い、しかも非対称戦なんだよ、とか書きなぐって、この件はおしまい。

チーム比べ

2012年08月22日 | AKB
まだSDN1が残ってるけど、もういいだろうということで、「見逃した君たちへ」の総評というか、チーム評価というか。要するに個人の好みの話。見始めてからここまでずいぶん日がたってるし、記憶がいい加減なのは言うまでもないし、感想なんてその日の気分で変わってしまうし、なにより見慣れていくことで評価基準もぶれまくってるだろうし・・・、それでも、この時点でのイチオシは文句なくKII。私が思うところの、実に48Gらしさに溢れてると感じた。暑苦しいまでの全力感とひたむきさ、チームの絆、結束。もちろんアイドルとしてのタレント性も申し分ない。

2番手はちょっと迷うけど、やはりAかな。自信に溢れたパフォーマンスとスターオーラ、MCの見事さ。MCについては、旧Aでもそこは揺るがなかったんで、さっしーが抜けた新Aでも、それほどの戦力ダウンにはならないんじゃないかな。

3番手はSにするしかないだろう。何と言ってもパフォーマンスレベルは一番だし、Jのスター性もあるし。ただ、Sの今後が気にはなるな。Jは多分抜けるんだろうし、平田さんがやめてチームの再構築に近いところまで行くんじゃないだろうか。

以上の3チームは、順位はともかく選び出すのは容易だったけど、K、B、N、の3チームは順位をつける手がかりを思いつけない。それぞれが一長一短という感じ。世評だとKの評価が高いんだけど、もしかして過剰に期待して見たからかも知れないけど、私の好みとは今一合わなかったみたい。それと、新旧A、新旧K、新旧Bが、それぞれ意外なくらい差がないように感じられたのが、興味深いと言えば興味深いか。

KII > A ≧ S > N ≒ K ≒ B > E

というわけで、こんな感じ。 N ≒ K ≒ Bのところは、順位がつけられないと言いつつ、この順番にはなんとなくその通りの意味があったりするかも。AKB研究生は、同じ基準で見てなかったかもしれなくて、ランク付けが難しいけど、Eより上なのは明らかだと思うんで、そのあたりということで。