AKB48の旅

AKB48の旅

AKB48総選挙に学ぶ参院選投票率アップの秘策

2016年05月26日 | AKB
AKB48総選挙に学ぶ参院選投票率アップの秘策
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160524-OYT8T50018.html?page_no=1

AKB総選挙の参加者が伸びている理由として、投票できる期間が長く(第7回は18日間)、何票でも投票券を手に入れられる、スマートフォンからネット投票できるなど、ユーザー本位の仕組みになっていることもあげられる。ブームを支える最も大きな原動力となっているのが20代や30代の男性ではなく、10代の中高生。その投票時間は全時間帯の中で、夕食後の午後8時~10時が特に多くなっているという。

一番気になったのが引用部分の「ブームを支える最も大きな原動力となっているのが20代や30代の男性ではなく、10代の中高生。」これってどこのデータなんだろ。

ま、それはともかく、元記事はいろいろ散漫な印象で、焦点がぼやける感じかな。批判とかではないよと例によって前置きするけど、参院選挙の投票率を問題点として捉えてるようでいて、実はAKB48選抜総選挙を盛り上げるためのダミー記事ではないかとすら深読みしたくなる。

三浦博史氏の署名記事だけど、プロフィールを見ると「わが国初の選挙総合プランナー会社「アスク株式会社」を設立」となってるんで、だとすると余計にこんな記事書いてしまって大丈夫なんだろうか。

アイドル刺傷事件から考える、ネットの「距離感」という問題。

2016年05月25日 | AKB
アイドル刺傷事件から考える、ネットの「距離感」という問題。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/nakajimayoshifumi/20160524-00057994/

2014年に起きたAKB48の握手会の刺傷事件はファンではない人物による犯行で、身体的な近さが問題になった事件だった。今回はそれと意味合いが異なり、SNS等による精神的な近さが問題になった事件だと思われる。

もちろん精神的に近いという感覚は錯覚でしかないのだが、多数のタレントやアイドルが、つまり芸能事務所がそれを利用してビジネスにしている以上、今回の事件は個別の事案ではなく芸能人ならば誰にでも起こりうる業界全体の問題だろう。


この事件については取り上げるつもりはなかったんだけど、なんか議論の枠組みレベルで違和感を感じるんで、ちょっとだけ。

まずは基本的な話で、これってストーカー事案だよね。ならばストーカーという枠組みが第一義的であり、そのターゲットがたまたま地下アイドル(というかミュージシャン?)であった、そういう理解で良いんではないか。 とすれば、これは決して「芸能人ならば誰にでも起こりうる」ものとは言えない、むしろ「個別の事案」という側面が強いんであり、ならばこそ、あくまでもストーカーという枠組みから、その対応というか対策なりを問題視するべきなんじゃないだろうか。

そういう意味では、「ネット」云々は付帯事項に過ぎなくなるし、確かにストーカーを助長しかねないという言い方はできるかも知れないけど、それこそ時代背景なんであって、そこは避けられない。ならばこそそんな中、いかにストーカーのリスク回避するか、そういう議論に収斂するのが妥当なんじゃないか。

JR西、九州観光振興へ「HKT48」起用 夏の旅行

2016年05月24日 | AKB
JR西、九州観光振興へ「HKT48」起用 夏の旅行
http://www.nikkei.com/article/DGXLASHD20H5Q_T20C16A5000000/?dg=1

今回の広告の主要ターゲットとなる若年層は、非正規雇用の増加やインターネットの普及で「自宅にこもりがちで旅に出たがらない人が多い世代」(旅行関係者)。ネット上では「身の危険のある旅行に行かなくてもネット動画で十分」「旅行に行きたくても金がない」という書き込みも目立つ。ただ中長期的な成長戦略を考えれば、若者層を旅行好きに育てなければ市場は将来、伸び悩むことは明白だ。アイドル起用と割安な夏旅旅行商品の提案は、どれだけ若者の心に響くのか。JR西の命運をかけた熱い夏が始まる。(大阪経済部 林英樹)

政治的にも経済的にも見て見ぬふりというか、表だって触れられることのない「若年層の非正規雇用」問題に切り込む、というと違うけど、こういう認識を日経が書いているというのが、なんというかいろいろ象徴的に見えてしまう。

ただそこに起用されるのがHKTというのはどうなんだろう。下衆の勘繰りなんだなろうけど、D痛の決め込みにJR西が踊らされてるということはないよね。

「ワイドナショー」の文化人不足と10代大募集

2016年05月23日 | AKB
5月22日放送の「ワイドナショー」だけど、普通に見た感想がいつになく緩いな、指原さんのコメントが温いな、あたりだった。なぜそう感じたのか。その答を、ラストで指原さん自らが暴いてくれた。

メンバー構成を見て事前に指原さんが「不安」を感じ、それが「的中」してしまったこと、その「不安」とは、ちゃんとした人、知識のある人、文化人がいなかったということ。

松本氏が指原さんの指摘を受けて、「ワイドナショー」に出てくれる文化人がいなくなってきてる旨の発言をしてたけど、これってけっこう重大なことかも知れない。もちろん、松本氏の発言を100%信じるの愚を犯してはいけないのは分かってるつもり。それでも、この指原さんの言う「ちゃんとした知識人」の存在は、「ワイドナショー」のような番組にとっては決定的かも知れない。

そしてもう一つ、「ワイドナショーでニュースを語りたい10代大募集!!」の件。間違いなく18歳選挙権を意識したものだろうけど、その危うさは既述の通りだし、それ以前にこの方向性自体が、上記「文化人不足」と足並みが揃ってしまってる。やはりフジテレビだったのか、というオチになってしまうのか。

NHKスペシャル「18歳からの質問状」の高橋さん
http://blog.goo.ne.jp/ichthyophagi/e/a496f7672bca4d911c316a1da21015c9

BSスカパー「ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 前編」

2016年05月22日 | AKB
「ひぐらしのなく頃に」というのは有名な話らしいんだけど、まったく欠片も知らないんで、ゼロベースで見た。なんで、以下はそのあたりをいろいろ差し引いて読んでもらえばと。

まずは基本設定で躓いてしまった。これっていろいろ無理ありすぎだろ。その上、カメラワークとか画面の作り込みもアレで、うーんこれはけっこうきついかもとかつらつら思いながら、竜宮レナ役の加藤美南さんの「演技」になんとかつきあっていたら・・・、レナが圭一を問い詰めるシーンの豹変ぶりに、カラコン?の表情を含め、その激しい落差にやられてしまった。

ああ、これって何を今さらだけどホラーだったんだ。ならばこの一瞬ですべてが肯定される。恐怖感と戦慄が走った、少なくとも私は背筋がゾッとしたんで、ホラーとしては成功してると感じた。その後は恐怖感が重奏低音となって響き続ける感じで、なんかドラマの冒頭に立ち返って、無理とか不自然をひっくり返してしまった。あらゆる印象が一変してしまった感じ。

正直、次回が楽しみになった。