湘南・寒川 カラーサロン【イデアル】色若美人道

日常生活を明るく、楽しく、晴れやかにする方法

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鈴鹿サーキットレースクイーンコンテスト参加・・・惨敗した話(大笑)

2016-09-19 | ●色の話

○年前、似合う色(パーソナルカラー)を教えていただきました。

こんにちは! 湘南、寒川の「自分力向上プロデューサー」琴崎京子です
今日は敬老の日、祝日です。
のんびりと時間が流れていきます。今日はいつもより饒舌に 私の黒歴史の一部をご紹介いたします 

先月、8月28日の日曜日は 鈴鹿サーキットのレースクイーンコンテストに出場するために、三重県の白子駅に降り立ったところまで書きました。

8月28日の鈴鹿サーキット・レースクイーンコンテスト参加の記事はこちらです。

その続きです。

鈴鹿サーキットまで行き、関係者の人に到着した旨を伝えると、コンテスト参加のための用具一式を渡されました。その中には タオルや水着が入っていました。水着審査の時は それを着てくださいとのこと。そして、宿泊する施設に案内されました。

そこは、角ばったまったく飾り気のない部屋で、二段ベッドが置かれていました。レースに出場される人たちが普段使用される部屋なのでしょう。その宵はコンテストに出場される人たちといっしょに食事をしたり、談笑して過ごしました。

翌朝、皆で控室に入り、コンテスト出場の準備を開始しました。総勢25名です。
私たちの支度は 一言でいうとはちゃめちゃでした。
メイクの順番を間違えた!と慌てる者、水着の時にストッキングを履くのか?履かないのか?と走り回る者、緊張して歩き回る者、皆初めてのことで、コンテストの知識など皆無。
何をどうしていいかわからなくて、うろうろ、そわそわ大騒ぎです。
コンテストを主宰される側も 全然経験値がないらしく、あたふたされていました。

 みんながごった返している中、一人だけ、涼しい顔で落ち着いて、準備万端の人がいらっしゃいました。彼女は前日に施設に宿泊せず、十分な睡眠をとって、ベストなコンディションを保つために、別のところに泊まっておられたようです。お父様、お母さま、お兄さんたち家族総出の応援です。

バービー人形のように見事にカールしたロングヘア。
ドレスは今日の他の出場者のドレスの色とかぶらないようにするためにと、3着用意されていました。プロが使用するような黒いメイクボックスも持参されており、もちろんメイクは開運カラーのピンクでバッチリ決まっています。

話をしてみるとそれまでにも色々なミスコンテストに出場しておられ、既に5つか6つのミス●●の称号を持っておられたようです。

メイクはどこにポイントを置いたら良いのか?
ストッキングを履くのか 履かないのか?
歩き方は?
立ち姿のポイントは?
流石ですね! 
彼女は何でも心得ていて、すべて指導してくださいました。

 コンテストが始まり、司会は元スリーファンキーズ(昔のアイドルグループ)の長沢純さんでした。最初に審査員の紹介があり、プレイボーイ誌の編集長とか コカ・コーラの偉い方とか、プロカメラマンの方とか最前列にずら~と並んでおられました。

 ドレス審査と水着審査がありましたが、当時の水着(昭和50年代)は現在のコンテストの水着とは比べ物にならないくらい露出の少ないデザインで、スクール水着の色を少々明るくしたくらいの素朴なものでした。

 ドレス審査は各自用意したものを着るのですが、みんな普通のファッションブティックで購入できるような市販の余所行きっぽいワンピースでした。その中で私はかなりやばいドレスを着ていました。

ここでいうやばいは、良いという意味ではなくて、正にまずいという意味です


それでも尚、「私は中身が良いから大丈夫!」と根拠の無い自信がありました。

 どんな格好をしていたのかというと、 当時はすごく突っ張っていたので、白地に黒のヒョウ柄のスリムなワンピースでした。そして、髪型はカーリーヘアー。

一言でいうと、突っ張ったヤンキーっぽい雰囲気で、およそ鈴鹿クイーンには ふさわしくありません。当時の自分はそのスタイルがかっこ良くて、自分ではかなりイケていると思っていました。

では、ミスコンテスト常連の彼女が選んでいた衣裳はどうだったでしょうか。
まるで結婚式のお色直しでも着れそうな明るい色の華やかなデザインのものでした。

一人ずつステージを歩き、自由ドレスのアピールが終わったら、次は全員花で飾られた車の荷台に乗りこみ、鈴鹿サーキットのレースコースをゆっくりと一回りします。前半の部分で書きましたが、私は女性初のオートバイレーサーである堀ひろ子さんの大ファンであったので、ああ…このコースを堀ひろ子さんは自らバイクで走られたのだなあ・・・と感慨深いものがありました。

私たちがレースコースを回っている間に審査が行われ、一周回り終えたところで、審査結果の発表があり、7名の鈴鹿サーキットクイーンが決まります。

ジャジャジャジャーン!!

私は残念ながら、最後の7名の中に残ることができず敗退です
選ばれなかった人は自由解散となり、私のちょっぴり苦いクイーンコンテスト体験は終了しました。

しかし、この審査結果が不満でした。自分は絶対に残る!と思い込んでいたからです。
その時は、審査員の人たちは 見る目が無いな~と思っていました。

    

そして、10年の月日が流れました。


30歳を過ぎた頃、自分に似合う色を知るパーソナルカラーのコンサルティングを受けることが出来ました。私はスプリングタイプなので、明るく華やかな色が似合います。

しかしコンテストに来ていたのは 白地に黒のヒョウ柄で、これはウインターの方に似合う柄です。

数年後、パーソナルカラリストを要請するスクールに通い、似合うイメージやファッションスタイルについて学ぶことができました。

そして、レースクイーンコンテスト参加時の自分のとんがった恰好や、突っ張った表情がいかにコンテストにふさわしくないものであったかを知ることができました。

別にアフロやカーリーヘアーが悪いというのではなくて、自分の骨格やイメージに似合うタイプの髪型ではなかったということです。

カラーとファッションを学ぶにつけ、自分が着たいという気持ちだけで洋服や衣裳を選んではダメで、カラー戦略やTPOを無視しては、成功は否めないということに納得がいきました。

今思うと赤面するような体験でしたが、3000人近い応募者の中から、書類審査を通過して、鈴鹿サーキットで開催された最終審査まで行くことができ、サーキットのレースコースを花で彩られた花車に乗ってパレードしたという経験は、黒歴史といいながらも私の青春時代の貴重な1ページとなっています。

 

で、落ちは?

結局 何が言いたかったかというと・・・

自分が着たいという気持ちを優先するよりも、全体を見通してTPOに応じてふさわしい洋服や衣裳を選ぶ必要があるということです。

自分目線だけでなく、客観的な他人目線も意識しましょう。

成功するためには TPOに応じて正しいファッションを選ぶ必要があります。

女性ならば、恋愛で成功する服とビジネスで成功する服は違います。

ビジネスで成功したいあなたが、何を着たらよいかわからない時、どうぞ私にご相談くださいね。

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