映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』を見ました。
映画の内容に好き嫌いはあるかもしれませんが、カラフルな色彩と美しい人たちが大好きな私には、とても楽しめる映画でした。
こんにちは!
カラーコンサルタントの琴崎京子でございます。
ちょっとややこしいのですが、
『人間失格』は太宰治が死の直前に発表し、遺作となった作品です。
この映画は、太宰の『人間失格』が原作になったものではありません。
映画は 太宰治と3人の女性の関係における実話を基に描いた フィクション(作り話)ということになります。
監督は蜷川実花氏で、主演は小栗旬、3人の女性たちは、宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみ(敬称略)という いずれ劣らぬ美男美女。濡場を演じても 尚、画面の品格を保つことが出来るのは 演じる人の美形あってこそでしょうか。
映画の主人公がどうのこうの?という話になれば、私から言わせれば、太宰は超ダメンズ。
それなのに そうそうたるイイ女が寄ってくる。
これって 何なの!? ですよね~
この映画の中で 高良健吾さんが演じる三島由紀夫が「僕は死をちらつかせる 太宰さんの文学が嫌いです」というセリフがありますが、私の太宰文学に対する印象は そういうものでした。
今は『人間失格』を読んでみたくなりました。
この映画は かなりダークなストーリー展開なのですが、それでも楽しく見れるのは映像の美しさがあるから。
流石! 蜷川実花さんならでは!といった色使いが随所に見られます。
雪の上に吐血し突っ伏してしまった太宰と赤い血痕を 埋め尽くしていく白い花。
彼岸花の 一面赤い畑の中を 太宰と子供たちが散歩する風景。
お祭りの夜の街を照らす ドキッとするような赤提灯。
静子の部屋を 埋め尽くす花、花、花。
ピンクのコートや 青い着物など、3人の女たちが着ている衣装の美しさ。
映画を観終わった後も それらの場面は記憶の中に残っています。
蜷川ワールドを満喫できる映画でした。
最後まで読んでいただきまして ありがとうございました。
今日もステキな一日を お過ごしください
パーソナルカラーのコンサルテーションは、
12月以降の予約を受付中。
50代以上の方 20%オフです!
ご自身で満足のいく結果を得ていただくよう、
しっかりサポートさせていただきます。
こちら
クラウドファンディングのプロジェクト成立いたしました!!
タイトルは「安芸高田市吉田町に68年続いたたった一軒しかないハンコ屋を守る」
皆様のご支援のおかげで、5月15日に目標を達成して終了することができました。
ありがとうございました。
クラウドファンディングへは こちらから ⇒☆
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます