湘南・寒川 カラーサロン【イデアル】色若美人道

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大人の”パリジェンヌの女優さん”から 学んだこと

2021-10-07 | ●映画

こんにちは
Kindle出版プロデューサーの琴崎京子です。

イザベル・ユペールという女優さんをご存じですか?

フランスの女優さんですが、カトリーヌ・ドヌーブのような超美人ではなく、地味顔の女優さんです。

若い頃から 老け顔といわれていたのですが、歳を重ねるとそれが幸いして、歳をとっても変わらないという、むしろ長所になっています。

68才の現在でも、若い頃に比べて、体形はほとんど変わっておられないのは奇跡的ですね。

 

イザベル・ユペールはパリ16区で生まれ育ったパリジェンヌで、フランス国立高等演劇学校で学び、19才でデビュー。

デビュー以来、ず~と第一線で活躍されており、現在に至っています。

あるインタービューで、「子供を3人育てられてスゴイですね」とほめられたときに 「メリル・ストリープは4人育てているから、もっとスゴイ」と答えられたようです。

どちらも負けず、劣らず スゴイです。

 

私が、イザベル・ユペールという名前を知ったのは、ずいぶん前のこと

20年以上前でしょう。

カトリーヌ・ドヌーブが主演の 「8人の女たち」という映画が有りました。 8人の女性しか出てこないサスペンス映画だったのですが、そのうちの一人、オールド・ミスの役でした。

役作りの為だったのでしょうか、くせのある眼鏡のせいで、顔のエラがすごく目立ち、あまり可愛くない女優さんという印象でした。

 

 

さて、久々にイザベル・ユペールの主演映画をみました

『ビデオマーケット』でレンタルしました。

余談ですが、『ビデオマーケット』は フランス映画の品ぞろえが良いです。

 

タイトルは『未来よこんにちは』 です。

原題はただ『L’Avenir」(未来)』だけです。

 

パリで生きる 50代後半のナタリー(役名)は、それまでは無事に、勝ち組として生きてきました。
しかし、次々と不運が襲うようになり、傷ついてしまいます。

そのショックから 立ち直る様子を描いた映画ですが、ナタリー役を演じているイザベル・ユペールが自然体で共感できる要素がいっぱいでした。

 

衣装も、普通のパリジェンヌが 普通に着ていそうな洋服がたくさん出てきます。

すごく派手とか、 すごく凝っているというのではなくて、何気なくてさりげないスタイルが多いです。

それでいてカッコイイのは さすがにパリジェンヌの着こなしですね。

 

ごく普通の紺色ジャケット姿 👇

 

後ろ姿はこう 👇
背筋はピンと 伸びています

 

バカンスでの 花柄ワンピース姿  👇

 

セーターを替えて、着回ししていたりもする 👇

 

この映画から学んだことは 沢山あります

人生、長く生きていると 良いときも悪いときもあります。

人生は、決して良いことばかりでは ありません。

50才を超える頃には そのような自然の摂理が次第にわかってくるようになります。

 

辛いことがあっても、へこんでも 乗り越えていかなくてはいけません。

無理しないで、自分らしく、自分のスタイルでやっていけばよいということ等など・・・

 

しかし、それ以上に胸にしみたのは イザベル・ユペールの存在感

歳をとれば 誰でもシワは増えるし、肌の張りも無くなってしまいます。 人間は生まれてから後は 死に向かっていく生物なので、物理的な老いは仕方がないことです。

イザベル・ユペールの面構えを見ていて 「私 もう、おばあちゃんだから・・・」 なんて口が裂けても言わないだろうなと思いました。

映画の途中では ズタボロ(ずたずた・ボロボロ)に傷ついている場面もありましたが、最後の場面は パリジェンヌならではのシックなワンピースと シャンパン・グラス片手に、セ・ラ・ヴィのお得意のポーズで決めてくれました。

では また明日
ごきげんよう

 

追伸

若返りの本を 書いています。

ベストセラー 1位獲得、Amazonで好評販売中。

 


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