ごきげんよう!
カラーコンサルタント&
出版アドバイザーの琴崎京子です。
誕生後、67年と1日目に気づいたこと
京都の百万遍(ひゃくまんべん)という場所に
『進々堂』という古くから続くカフェがあります。
38年ぶりに、このカフェを訪ねてみました。
私は学生の頃、2~3年間、
ここでウェイトレスのアルバイトをしていました。
その当時は、常に2~3人のウェイトレスがいて、
紺色のワンピースに 白いエプロンという制服が
とてもお洒落で気に入っていました。
オーナーさんと、マスターと、
一人の社員さんがおられて、
後は一人の調理担当のパートさんと、
数人のアルバイトが働いておりました。
みんな学校はバラバラだったけど、
仲が良くて、
仕事に行くのがとても楽しかったです。
そうそう、賄のおばあちゃんもいらっしゃって、
いつも美味しい昼食を
用意してくださいました。
大きな木のテーブルが11台もあり、
それぞれ10人掛けくらいできます。
テーブルは相席になるので、
お昼時になるとすごい賑わいでした。
今日訪れてみると、新型コロナの影響か、
店内は閑散としていました。
店内に入ってすぐ右手にレジがありますが、
レジは閉められたまま。
左手に行くと、パンを販売している
パン屋さんスペースがあるのですが、
その通路は遮られていました。
しかし、薄暗い店内、カウンター周りは、
昔のままです。
コーヒーを注文したら、
以前と同じ、小さ目なサイズの
白いコーヒーカップに、
角砂糖が一個、乗っておりました。
アルバイトさんは、男性でした。
昭和の面影が、山ほど詰まっている店内には、
撮影禁止の紙が貼ってあったので、
写真は撮れませんでした。
お庭に出ようとしたら、
そこのドアにも撮影禁止の紙が貼ってありました。
お庭は、トイレに行く時以外は、
使用禁止になっていました。
コロナが終息すると、
また解禁になるようです。
庭の3つのテーブルには、
うっすらと埃がかかっておりました。
ちいさな庭帚をもって、
テーブル周りを掃除していたことを
思い出しました。
帰りがけに、パンを購入したかったけど、
コロナの感染予防のために、
店内の販売を控えておられるとのことでした。
お店の人に、昔ここで
アルバイトしていたことを伝えましたが、
なんせ40年以上も前のこと。
当時のオーナーさんのことや、
マスターのことなど、
知っておられるはずもありませんよね。
お昼時にはまだ少し早かったので、
Mixサンドイッチを作っていただいて
持ち帰りました。
ホテルに帰って食べてみたら、
昔のままの味でした。
43年前に、
こんな素敵なカフェで働いていたなんて、
私はなんて素晴らしい体験をしていたのでしょう。
それを忘れて、自分の人生は波乱万丈だったとか、
ジェットコースターに振り回されたみたいだと、
さぞかし大変だったみたいに言ってきました。
うまくいかなかったことばかりに
フォーカスしてきた、自分が恥ずかしいです。
素晴らしいこと、
楽しかったことにフォーカスすると、
私の人生は面白いことや、
素適なことで溢れかえっていたのです。
勝手気ままと言えば、そうかもしれませんが、
そのように自由に生きさせてくれた両親に
感謝いたします。
大きな心をもった父と母であったことに、
改めて気づきました。
私は、なんと恵まれた
環境のもとにいたのでしょう!
67歳と1日目の気づきです。
ではまた
今日もふわふわ~ 面白く
良い一日をお過ごしくださいね。
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