城名 |
桑名城 |
住所 |
桑名市吉之丸9 |
築城年 |
永正10年(1513) |
築城者 |
伊藤部左衛門 |
形式 |
当初は不明 - 水城 |
遺構 |
石垣、堀 |
規模 |
400×550m |
城主 |
本多 忠勝 |
系統 |
伊藤氏は北勢四十八家 |
標高 1m |
歴史 |
永正10年(1513)に、関東より伊藤氏の伊藤部左衛門実房がこの地に城館・東城を築いた。 |
天正2年(1574)織田信長が征し、滝川一益が配下に置いた。 |
天正19年(1591)に一柳右近が桑名を領し、築城をはじめた。 |
文禄4年(1595)伊勢神戸城から天守閣を移築した。 |
豊臣秀吉の時代には、神戸信孝以降目まぐるしく支配者が入れ替わった。 |
慶長6年(1601)、本田忠勝を桑名10万石に封じた。 |
4重6階の天守をはじめ51基の櫓、46基の多門が立ち並んだ。 |
元和2年(1616年)に忠勝の孫である忠刻は徳川家康の孫娘である千姫と結婚し、千姫は桑名城内に住んだ。 |
元和3年に本多家は姫路城に移封となり、松平(久松)定勝が11万石の桑名城主となり、吉之丸・外朝日丸などを拡張した。 |
寛永12年(1635年)に松平(久松)定綱が11万3千石の城主となり、宝永7年(1710年)には松平(奥平)忠雅が10万石の城主となった。 |
文政6年(1823年)に松平(久松)定永が11万3千石の城主となって、幕末を迎えた。 |
資料 |
桑名市桑名城の沿革より |
現地 |
九華公園となっている。蟠龍櫓が外観復元されている。三之丸の城壁が一部残っており、市内にある了順寺の山門は桑名城の城門を移築したものである。 |
地図 |