閉じ込められた子猫

先週ももりだくさんな週末でした

いろいろありすぎて頭がパニックになりそう
ブログを書くと出来事が整理されてきます


まず先週の金曜日は疥癬猫のいた地域のＴＮＲにでかけました

春先に出産したと思われる母猫が
子猫を連れてくるようになったと連絡があり
いよいよ捕獲する時がきました


この日は茶トラ母と4匹の子猫が
あるお宅の庭に移動してきたと情報があったので
親子で捕まえる予定でした

しかし・・・

勘のいい母猫が何かを察したのか
毎日庭にいるはずの猫たちが一匹もいません


待てど暮らせど子猫の鳴き声すら聞こえません
いつもエサの時間には必ずくるという
母猫も姿を見せませんでした


結局捕まったのはたまにエサを食べにくるというオス猫と
シロミケさんの子供一匹が捕獲器に入ってくれました


風邪をひいてるようで目がグシャグシャです




お母さんのシロミケ

シロミケさんは今年４匹産んでます。
一匹はひどい猫風邪で弱って蹲っているところを
えさやりのＭさんが病院へ連れていきました


捕獲したいのは
シロミケとその子猫があと２匹
茶トラ母とその子猫４匹
三毛の子供２匹
疥癬治療を終えた猫２匹
ほかオス２匹

です



残りは翌日やることにして
この日はこれで終了しました



捕獲器に入った子猫を自転車の荷台に積んで
家路に向かう途中
猫の鳴き声がどこからか聞こえました

気になって探してみると・・・


あるお宅の車庫の中から聞こえてきます


ピンポンしたいけど
深夜２時だし
朝まで待つことにしました


翌朝、早速お宅に伺いピンポンするものの返答なし
ていうか、なんか人が住んでる気配がない
たまたま出てきた近隣の方数人にお聞きしたところ
ずっと空き家状態だそう

家主に連絡取る方法をお聞きするもだーれも知らない
交番に行ってお巡りさんに連絡先を調べて貰ったけど
連絡がとれないまま時間だけが過ぎていきます
どうなるの？仔猫・・・
とにかく必死でない頭を振り絞って考えていました


高い塀に囲まれたお宅の車庫は肉眼で中は見えません
屋根がないのでスマホで中を見て見たら
子猫が小さく移ってました




なんとか頑張ってくれと右往左往していたら
偶然隣の方が出てきたので事情を説明しました。
このお宅の方も子猫の鳴き声に気づき出てきてくれたんだそうです。
そしてなんと、子猫が閉じ込められてるお宅の方の連絡先を知っているというのです

神かよ

ただすぐに車庫のお宅に来れないとのことで
中に入る許可だけもらって子猫を救出することになりました。

高い塀を上って地下に続く車庫に入るのは至難の業です
子猫救出のために知り合いという知り合いに連絡しまくったおかげて
数人の方が現場に来てくれました

そして身体能力の高い一人がはしごを使って中に入り
捕獲器をしかけてくれました


そして真夜中にようやく入ってくれました


かわいいサビちゃんでした

一晩中泣き続けて飲まず食わずだったので
体調を崩しており即刻入院となりました
名前は「ガレ」ちゃんにしました
ガレージのガレちゃん


元気になって帰っておいでね


めでたし、めでたし


ってこれだけじゃ終わらなかったのよ～


週末の恐怖はさらに続きます･･･