黒ちゃん追加ＷＷ

あまあまさびことココアちゃん（仮名）を保護した現場で


今度は黒猫がゴハンを食べにくるようになったと相談がありました


ココアちゃんを保護して数日後のことなので
もしかしたらココアちゃんと一緒に捨てられたのかも

真っ黒だから気づきにくかったのかなぁ、なんて


すっかり慣れたココアちゃん


月齢も似たような感じで
やはりガリガリだったそうです


ゴハンをあげてくれていた黒さんご夫婦は
子猫を迎えられるご年齢ではなく
お家の事情もあって新たに猫を迎えることはできないです

どうしたらいいのかと悩んで近くの人に話したら
「えさをあげなければいいのよ
　そしたらどこかに行くわよ」
と言われたそうです


確かに餌をあげなければ
自分の目の前からはいなくなるかもしれませんが
猫はテリトリーがあってそこから遠く離れることはないので
その場所でなんとか生き抜こうともがいています

エサを求めゴミを漁り
たまには優しい人からゴハンをもらったり
姿をみかけなくても必死に生き抜いています

そして成長すればまた子猫を産んでしまうかもしれません
延々と猫が住み着く状況が続くどころか
頭数が増えてますます手がつけられない状況になります

目をつぶっても何も変わらないどころか
状況はどんどん悪化します


だったら今
目の前の猫と向き合ったほうがいいと思いませんか？
ちょっと大変な思いをするかもしれません
でも目をつぶって後悔するよりマシだと思うのです



黒さんは、あまあまさびの保護依頼をしたばかりだったので
nyarinにまた連絡するのも悪いと思われたようで
直接連絡はなかったのですが
いろいろ繋がりがあってめぐりめぐって
私の耳に黒猫の話も入ってきました

「エサをあげなければいい」と言った人がいると聞いて
黒さんがどうしているのか心配でしたが
黒さんは子猫を見捨てることはできず
エサをあげててくれました


餌付けをしてもらい
定期的にゴハンを食べにくるようになったところで
捕獲器をしかけてもらうよう使い方を教えてお願いしたところ
見事一発でゲットしてくれました


ここのところ週末ごとにあちこち現場へ行かなければならなかったり
お家の猫たちの世話もあったりとほんとに忙しいので
ちょっとした協力があるとほんとに助かります



もちろん保護費用も負担してくれています


一人では難しくても
みんなで少しづつ協力しあえば
大切な命を一つ救うことができます



みんなで繋いだ命










これからはもっと幸せになって欲しいです