猫と暮らそう~里親募集~

捨て猫や行き場のない猫の里親募集をしています。

母を亡くした子供たち

2019-04-22 16:33:33 | Weblog
事の始まりはみくおやさんからの一本の電話でした

いつも保護活動のお手伝いをしてくださるみくおやさん
夜中に電話なんて一度もかかってきたことないので
着歴見ても、間違えたのかなくらいに思ってました


翌日連絡がとれて話を聞いてびっくり


みくおやさんの目の前で猫が車に撥ねられて
気が動転してしまったとのことでした


肝心な時に電話に気づかなくて申し訳ない


みくおやさんが「あっ」と思った瞬間
猫さんは前輪をうまくくぐり抜けたのですが
後輪に巻き込まれてほぼ即死状態

轢かれた直後はまだ体が動いていたので
(意識はもうなかったそうです)
みくおやさんは急いで病院へ運びましたが
頭を轢かれていて助かりませんでした・・・


そしてその現場には4-5か月くらいの猫が取り残されていて
おそらく轢かれた猫の子供ではないかとのことでした


みくおやさんが近隣への聞き込みをしたところ
子供猫は4匹いるらしいということがわかりました

子供猫とはいえある程度自立を始めている月齢ですので
保護かリリースか、悩むところです

みくおやさんもかなり悩まれましたが
聞き込みした近隣の人たからは猫がいて迷惑だという話しか聞けなくて
ある人はバケツの水を猫が飲むからフタして来ないようにしたんだという人もいて
過酷な環境である上に、場所も、こんなとこにどうやって暮らしてるのというぐらい悪く
さらに道路のすぐ脇なのでいずれ誰かがまた犠牲になる可能性を考えると
保護するしかないと決心されました


事故当日にみくおやさんがすぐ一匹を
保護して自宅へ連れていってるため
残っているのはあと3匹(のはず)
とりあえず二人で現場の様子を見に行きました

その日はいくら探しても2匹しか確認できず
親子で4匹ってことだったのかもねと
勝手に解釈したのですが
結局後からもう一匹出てきたので
やっぱり3匹になりました


一度は保護すると決めたものの
ある程度育ってる子供猫を目の前にして
みくおやさんも悩みます・・・

考えるためその日は一旦引き上げたんですが
やはり危険な場所に置いておけないということで
翌日いざ捕獲へと向かいました


この日は現場に行った時間が早かったのか
昨日見た場所に猫はいなく
しばらくしても出てきてくれなかったので
周辺を探して歩きました

一本隣の道を歩いていると植え込みがあって
「こういう所にいそうだよね」と話していたら
ほんとにそこにいて笑っちゃいました


なんだこんなとこにいたのかお前~

捕獲器を取りに行こうとすると猫もついてきます
道路を渡ると危険なので
みくおやさんに猫を見ててもらい
捕獲器を取りにいきました


捕獲器のとこに来るとさっき見たキジ白がいました

あれ?いつの間にこっちにきたんだ?

んんん?でもなんかおかしい


え?もしかして別の猫???



「みくおやさん、大変、大変」
「そっくりさんもう一匹いる!!」


ひぇぇぇぇぇぇぇぇぇ


まだ増えるのか????


不安を抱えながらも
確認できた猫4匹全部捕まえることができ
最初に保護したこと合わせて
全部で5匹保護となりました


もういないよね???
恐る恐るそんな会話をしながら家路に向かいましたとさ・・・





2匹だけ我が家でお預かりすることになりました

小柄な女の子、ちょっと風邪気味


外では人懐こかった男の子
びっくりして目がまん丸



保護した日は箱に入って出てきませんでしたが
翌日にはケージの中で少しリラックス




まだまだ警戒してますが
チュールは手から食べてくれました




ケージの中で鳴いている新入りさんたちを
くつろいだ格好でみつめてたメルちゃん


自分の時は大騒ぎなのにね~