猫と暮らそう~里親募集~

捨て猫や行き場のない猫の里親募集をしています。

ちーこちゃん虹の橋へ

2021-04-09 15:34:00 | お星さま猫
ちーこちゃんが昨日
虹の橋を渡りました

我が家に来て13ヶ月


知り合いのえさやりさんからの依頼で
子猫がいるから保護できないかと…

無理なら避妊手術だけでもして
あげたいとのことで捕まえました

痩せ細っていたので
子猫のように見えたけど、
すでに成猫でした

体調が悪そうなので外には
戻したくないという依頼者さん。

でもご自身の家には同じ場所で
保護した白血病の猫がいたので
保護できる状況ではありません。

我が家もすでにいっぱいで余裕はない

ウイルス検査はエイズ陽性という結果

依頼者さんは、永年預かりの施設に
預けることも考えていたので
どこも保護場所がない場合は
そうしようと話していました

施設にいけばたくさんの猫がいるので
個人宅で保護するよりは手薄になる
それは仕方がない

せめて体調が回復して大勢の中でも
暮らせる体力をつけてあげようと
あちこちあたってなんとか
預かり先を見つける事ができた


そしてその後、
我が家に空きができたので
2020年3月にちーこちゃんを
我が家に移動させました。

移動中固まるちーちゃん



口内炎はあるもののゴハンは
よく食べてたね。

時々急に食べが悪くなる事があって、
あれやこれや食べてくれそうなものを
探すのに苦労したな〜😊

食べてくれた時は同じものを
今度はたくさん買っていったのに
食べないなんて…

嫌いなものは頑として食べない
ガンコな面もあったよね


人間にもなかなか慣れなかったけど
とにかくノンビリ穏やかに
過ごして欲しかったから
頑張ってなつかせようとは思わなかった。
いつもこのかまくらベッドに
潜り込んでたちーちゃん


最近はケージを開けておくと
いつの間にか部屋の中に出て
寛いでたちーちゃん

具合が悪くなってフラフラしてる時でも
やはり触られるのは嫌がり
咬みつかれるので投薬もできなかった。

撫でられたのはほんとに最後の最後
立つことができなくなってからでした。

もっといっぱい撫でてあげたかったよ

延命はせずに見守ろうと決めていても
いざそのときになると
本当にこれでいいのか迷ってしまう

今まで何度もそのときに
立ち会ってきたのに迷ってしまう

結局病院の先生に電話して
夕方まで痙攣が続くようなら
坐薬を出してもらうことにした


補液が効いたのかはわからないが
それからしばらくして
呼吸が落ち着いたので
このまま夕方まで様子を見ることにした


午後になるとまた痙攣が始まりました

痙攣して、おさまって、
痙攣して、おさまってを
何度も繰り返しました

痙攣してる時は意識が飛んでるので
痛みや苦しみは感じてないらしいが
それでも見てるのはやはり辛いです…

できることといったら撫でて
声をかけてあげることだけ

あとは神様に祈るのみ…


そして夕方に坐薬を取りにいく前に
ちーこちゃんは虹の橋を
渡っていきました


ちーちゃんの最後の門出
きれいに飾れてるかな
センスのないお母さんでごめんね



たくさん、たくさん
頑張ったね、ちーちゃん
偉かったね
お利口さんだったね
よく頑張ったね


唯一コロナで良かったのは
在宅ワークができるようになったこと


お陰でちーちゃんの最期に付き添えました
今度は健康な身体で
優しい飼主さんのもとに
生まれておいでね