3月30日
ギンちゃんが虹の橋を渡りました
享年14才でした
少し前から腎臓の数値が悪くなり
やたら水ばかり飲むように…
通院と自宅補液で頑張っていましたが、旅立っていきました。
2009年、とある豪邸の家主が亡くなり、庭でエサをもらっていたたくさんの野良猫たちが取り残されました。避妊去勢がされていなかったために50匹以上の猫がいたと聞いています。猫たちを助けるためにボランティアさん達が救出活動に入り、たくさんの猫が保護されました。縁あってその時保護された二匹の猫を我が家でお預かりすることになりました。それがギンとゲンの兄弟猫でした。
子猫の時のギンとゲン
(ちっちゃい)
物凄く臆病な性格で全然慣れなかったギンちゃん
物凄く臆病な性格で全然慣れなかったギンちゃん
豪邸の庭では高齢のご夫婦がエサをあげるだけだったからか、保護された猫はみんな全く人慣れができていませんでした。高い塀で囲まれて外部からの接触もないため、猫たちにとっては天国のような場所だったのではないかと思います。そんな環境で生まれたギンちゃんは人慣れしないまま家庭内野良となり、我が家で14年過ごしました。
もう少し自分に余裕と技術があったら、人慣れさせて里親さん見つけてあげられたのかな?…と何度も思うことがありましたが、これが自分の精一杯の現実だったんですよね。。。
猫じゃらしで遊ぶのが好きだったギンちゃん
人間は苦手だったけど猫が大好きだったギンちゃん
みんなと仲良しで優しいこでした
元気な時は触ることもできなかったけど、体調が悪化してからは早く動けなくなって簡単に捕まえることができるようになったんですが、そんな状態でも最後の最後まで私にシャー言い続けて、補液の度にヨロヨロ逃げようとしてました。
そんな姿を見ると、嫌がる治療(延命ではなく緩和)をしないほうがいいのかと悩んだ日もありました…
補液のためにキャリーに入れられたギンちゃん
でも今はそれもいい思い出です。
家庭内野良としてよく頑張ったね~と褒めてあげたいです
虹の橋の向こうでもシャーシャーいってるのかな?
14年のたくさんの思い出をありがとうね
どうぞゆっくり休んで下さい✨✨✨