皆様こんばんは。
本日、「やさしく語る 布石の原則」の見本が到着しました!
カメラの状態が悪くて、こんな写真しか撮れませんが・・・。
明日から内容の紹介もして行きたいと思います。
さて、本日は永代塾囲碁サロンにて指導碁を行いました。
お越し頂いた方々、ありがとうございました。
なお、予定していた解説会はお客様が集まらず、中止になりました。
ちょっと告知が遅すぎましたか・・・。
今回は時々指導碁にも現れる、ありがちなミスをご紹介しましょう。
1図(テーマ図)
白1に黒2と挟みました。
白3の三々入りには、下辺を大切にして黒4、6が正しい方向です。
ここで白7と押して頭を出そうとして来ましたが、黒AとB、どちらが正解でしょうか?
2図(失敗図1)
黒1とハネ、白2の時に黒3、5と出切りましたが、これは定石のうろ覚えです。
と言うのは、このタイミングで出切ると・・・。
3図(失敗図2)
黒1子を抱えず、白1とつながれてしまいます。
黒4と打てば白2子は取れるのですが、白7と切りに対して黒8の手入れが必要になり、白9とポン抜かれてしまいます。
外側でのポン抜きの威力は大きく、黒△が色褪せてしまうのでこれは白良しです。
4図(正解1)
という訳で、黒1、3と先に出切るのが正解です。
今度黒4と打たれると2子がただ取られになるので、白4と抱えるぐらいです。
そこで黒5の切りも決めて・・・。
5図(正解2)
白1の抜きに黒2と2目の頭をハネれば、白のダメ詰まりを利用して中央進出を止めることができます。
黒10まで、定石完成です。
定石を覚える際は、丸暗記ではなく一手一手の意味を学ぶことが大切です。
そうすると手順もしっかりと覚えられますし、応用も利きます。
例えばこの定石なら、挟みの位置が違うケースでも、4図までの流れはほとんど同じなのです。
このパターンは、「やさしく語る 布石の原則」にも収録しています。
定石は多くを覚える必要はありませんが、実戦によく現れるものはしっかりと身に付けておきたいですね。
本日、「やさしく語る 布石の原則」の見本が到着しました!
カメラの状態が悪くて、こんな写真しか撮れませんが・・・。
明日から内容の紹介もして行きたいと思います。
さて、本日は永代塾囲碁サロンにて指導碁を行いました。
お越し頂いた方々、ありがとうございました。
なお、予定していた解説会はお客様が集まらず、中止になりました。
ちょっと告知が遅すぎましたか・・・。
今回は時々指導碁にも現れる、ありがちなミスをご紹介しましょう。
1図(テーマ図)
白1に黒2と挟みました。
白3の三々入りには、下辺を大切にして黒4、6が正しい方向です。
ここで白7と押して頭を出そうとして来ましたが、黒AとB、どちらが正解でしょうか?
2図(失敗図1)
黒1とハネ、白2の時に黒3、5と出切りましたが、これは定石のうろ覚えです。
と言うのは、このタイミングで出切ると・・・。
3図(失敗図2)
黒1子を抱えず、白1とつながれてしまいます。
黒4と打てば白2子は取れるのですが、白7と切りに対して黒8の手入れが必要になり、白9とポン抜かれてしまいます。
外側でのポン抜きの威力は大きく、黒△が色褪せてしまうのでこれは白良しです。
4図(正解1)
という訳で、黒1、3と先に出切るのが正解です。
今度黒4と打たれると2子がただ取られになるので、白4と抱えるぐらいです。
そこで黒5の切りも決めて・・・。
5図(正解2)
白1の抜きに黒2と2目の頭をハネれば、白のダメ詰まりを利用して中央進出を止めることができます。
黒10まで、定石完成です。
定石を覚える際は、丸暗記ではなく一手一手の意味を学ぶことが大切です。
そうすると手順もしっかりと覚えられますし、応用も利きます。
例えばこの定石なら、挟みの位置が違うケースでも、4図までの流れはほとんど同じなのです。
このパターンは、「やさしく語る 布石の原則」にも収録しています。
定石は多くを覚える必要はありませんが、実戦によく現れるものはしっかりと身に付けておきたいですね。