恋愛の相談が、「なかなか上手くいかない。」というものなら助かるが、「出会いがない」的な趣旨のものだと辟易する。例えオレが出会いをセッティングしたとしても恐らく上手くいかないのではないか。掲示板やWANTEDを見ての通り、「出会い」を求めている人口は多い。無数、といってもいいかもしれないほどだ。なのに出会えない。それは自分が対象とはされていないからだ。
自分がそうだったから言えるのだが、要領が悪いからモテないのだと思う。「モテ」のポイントなど決まりきっているのだから、そこだけ押さえておけばいいのに、それができていない。体質とか体型とか、ああだこうだと言う人に対しては、かなりキツいがこういう言い方をしている。「じゃあ、学生時代は運動をしていたけど今は仕事が忙しくてジムになんか行ってられないっていう男性をあなたは好きになるの?」と。
こういう男性がいた。仕事が本当に忙しいのでジムには行かず、深夜に近所を20分ほど走っていたそう。別に走りたくない日は走らなかったし、20分っていうのも特に意味はなく、15分でやめる日もあったそうだ。「何もしていない」というのもストレスだ。自己嫌悪の1つかもしれない。それを回避するために、とりあえず、「何もしていなくはない」という状態を作り上げた。自尊心がくすぐられたそう。やばい、オレ、ジョギングしてますって言えちゃうじゃん!現在彼は週2ジム、週5ジョギングという生活を送っている。
「出会い」というのはライフスタイルの審査でもあると思う。顔、体が悪ければスタートラインにもつけないと思っていたが、顔・体がよくてもライフスタイルそのものに尊敬できないような人物であれば、やはりつまずく。では全て100点でなければならないのかと言うと、そこは要領の良さが必要となってくる。自分が白であれば、赤や青に対抗するのではなく、美しい白を目指すべきなのだ。では、どうすれば美しい白になれるのか。それは、目立つ欠点をいかに減らすかだと思う。いい男はとにかくアラが目立つので、自分はあまり上手くいかない事が多い。イライラするわけ(笑)。だから、顔=普通、体=平均以上の男が待ち合わせに遅れずやってきて、ドアを開けてくれたり席を譲ってくれたり、タバコ吸ってもいいかな?と聞いてくれたり、以下妄想続く(笑)、と、まあ、そういう男がいいワケ。自分がそういう男がいいなら、自分がまずそういう男にならなければ、という考えなので、とりあえず自分はそういう感じにはなっています。多分(笑)。簡単でしょ。顔=普通で、体=平均以上だよ?ジム行ってて「体=平均以上」になれなかったら失格だし。
それくらい「出会い」は簡単だと思っています。