明治以降からだと思いますが、昨今は、日本でも道徳心が失われ、
「平気で殺生をする人 (動物虐待・遺棄・殺生) 」、「ウソをつく人 (他人をだます人) 」(他人に迷惑をかける、法律を守らない・・も、これに該当すると思います) 」などが、多々いるように見受けられます。
因果応報・・・善因善果、悪因悪果・・・アマゾンで買った原始仏典を読むと、お釈迦様は何度も仰っておられます。
善を軽んじるな。水が一滴一滴したたり落ちると、いつか大甕 (おおがめ) を水で満たすように、いつかは、その善 (良い果報) は自分に返ってくる。
悪を軽んじるな。水が一滴一滴したたり落ちると、いつか大甕 (おおがめ) を水で満たすように、いつかは、その悪 (悪業) は自分に返ってくる。
「 ≪殺生をする者 (人間以外の生物も) ≫ 、≪ウソをつく者≫、≪他人の物を盗る者≫、死んだ後、悪しき世界、苦しみの世界、地獄に堕ちて長時の苦を受けて後悔する」。また逆に、
「神仏を尊び、道徳を守り、生き物を殺生せず、ウソをつかず、他人の物を盗らない者、よく他人 (他の生物も含む) に施し※、物惜しみをしない者・・・死んだ後、善き世界、光り輝く世界、天上に生まれ変わり、長時の楽を受ける」とも。(現代風にアレンジしています)
※ある国の大王が、お釈迦様に「布施 (財物を施すこと) は、どんな人間に対して行っても、功徳になるのですか?」と聞くと、
お釈迦様は、「悪人に施しても功徳にならない」と断言されています。
また、他の生物を助けるようなことも功徳になるとも。(タイとか、南伝仏教国では、傷病鳥獣を保護しているみたいです。今は、仏教国とは言えない中国でも、ゾウの群が町を大移動していても、損なわず傷つけず、本来の住処に戻れるよう気長に見守っていました。今の日本は・・・「殺生大国」ですよ。民間の保護団体が猫や犬を保護して頑張っていますが、あくまでボランティアです。私もいくつか会員ですが。
「動物愛護団体」は、保護する民間の団体。「動物愛護センター」は、保健所であり、これは、短期間保護したのち、里親が見つからなければ殺します。間違えないように。
明治以降、本来の日本人の精神性が捻じ曲げられ、今は神道の国とも、仏教国とも言えない有様です。
「ウソをつく人間」は、どこまでも「ウソをつく」。ウソがばれたら、またウソでごまかす。最後には、逆切れする。そんな人間のなんと多いことか。
「神仏を尊び」、「モノを大切にする」「物に感謝する」「自然に感謝し、自然と共に生きる」。そんな精神性が、「明治以前の本来の日本人」だったのではないでしょうか?
「正しい信仰は」、「正しい道徳心から」。
ではまた。
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