五体明王のうち、西方が「大威徳明王」。
画像はウィキより、
自性輪身が、阿弥陀如来。正法輪身が、金剛利菩薩。教令輪身が、大威徳明王。
高野山南院で昔買った、五大明王の写真お守りでは、「阿弥陀如来・文殊菩薩」の教令輪身と書いてある。文殊菩薩と、金剛利菩薩の関係はわからない。
梵名「ヤマータカ」は、「死の神ヤマをも降す者」と言う意味で、降閻魔王と呼ばれる。「ルドゥラを破壊し、ヤマの命を絶つ」ものと説く。
ウィキより
「またヴァジュラバイラヴァ(vajrabhairava 、金剛怖畏)、ヤマーリ(yamāri 『死神ヤマの敵』)[注 1]、マヒシャサンヴァラ (mahiṣasaṃvara 『水牛を押し止める者』)ともいう。
このヴァジュラバイラヴァのバイラヴァとは、インド神話の主神の一柱であるシヴァ神の最も強暴な面「バイラヴァ」のことである。また、マヒシャサンヴァラのマヒシャとは、インド神話で女神ドゥルガーと戦った水牛の姿のアスラ神族の王のことである。」
シヴァ神の化身で、アスラ神族の王でもあるとは、デーヴァの神であり、アスラの神でもあると言う、対立する神々の名を持つと言う矛盾があるが、
仏教に取り入れられてからは、それだけ強力な尊になったということなのだろう。
六足尊とも言う。
御真言・・・オン シュチリ キャラロハ ウン ケン ソワカ
意味は、「帰命いたします。シュチリー、カーラ (ヤマ) 神の姿をした尊者よ、フーン、ケン、スヴァーハー」
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