修験道で使う「九字」。
真言宗や天台宗でも使うお寺はある。
九字護身法とも言う。
臨兵闘者 皆陣列在前 りん・ぴょう・とう・しゃ・かい・ちん・れつ・ざい・ぜん
石鎚修験は、寺院での護摩、神社御神前でも「九字」を切っていた。
「印を組んでの九字」も作法で修し、刀印九字も切っていた。
石鎚修験は、法螺貝が有名で、「石鎚流螺法 (いしづちりゅうらほう) 」と言う。
「ぽんっ ぽんっ ぽんっ・・・ぶおんっ ぶおおんっ ぶおおおおんっ ぶおおおおおおおお ぶおおおおおおおおおおおお」
私も来世、善きお寺の善き師について、修験道をやってみたい。
今生はもう年だし、高所恐怖症なので無理。
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ダイバダッタ。
仏伝によると、悪人。
が、一説には真面目に山林修行をしていた説もある。
さて、現代語佛教聖典 (釈尊篇) 日本仏教文化協会 では、
「悪人」と出ている。
ある日、ブッダはアーナンダ尊者と托鉢に行かれ、遠くにダイバダッタの姿を見られたブッダは、ダイバを避けられようとした。
アーナンダ尊者は、ブッダに、「ダイバを恐れたもうか」と問われ、問答になる。
ブッダは、「否、悪人に会うてはならぬ」「ダイバをして去らせたまえ」「去らせるにはあたらぬ。思うがままになさしめよ。アーナンダよ、愚かな人に会うてはならぬ。愚かな者と事を共にすべきではない。無用の議論を交えてはならぬ」
ブッダは他の街路に移られた。
悪人と言われるダイバダッタは、「アーナンダ尊者」の兄と言う説もある。
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(昭和33年8月10日 第一版発行)
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