INDECを経営する身として願うのは、単に英語力をアップしてほしいということだけではありません。INDECが英語塾である以上、当塾でTOEICやTOEFLなどでスコアを伸ばしてもらうのは当たり前だし、伸ばすお手伝いをするのが当方の義務でもあるからです。
それよりも日々気が気でないのは、INDECで学んでいる会員諸君が充実した仕事や納得いく報酬に恵まれているか、留学・転職が望みどおりにできるかということです。
ありがたいことに、仕事の合間を見つけて、貴重な休日や仕事帰りにINDECに通い続けてくれる諸君の大半は、英語試験の成績も向上してくれるし、充実した仕事もしてくれています。
しかし、そんなことを英語塾塾長がしたり顔で述べたとしても、単なるホラ話だと思われてしまいます。英語力と企業内成功との間に相関関係があることを客観的に実証してくれる研究があればなあと思っておりました。そしたらば、ズハリそのものの研究結果が発表されたのです。
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英語できる女性、年収4割高い 1万4千人調査 (朝日新聞) - goo ニュース
2005年11月16日 (水) 07:11
仕事で英語を使う人は使わない人より男性で約18%、女性で約40%年収が高い――大阪府立大の鹿野繁樹講師(計量経済学)が約1万4000人分のデータから、こんな結果を明らかにした。これまで大規模な実証分析はほとんどなかったが、英語力による所得格差は思った以上に大きいようだ。このほど日本経済学会で発表した。
リクルート社のワークス研究所が00年に首都・関西・東海圏の18~59歳の労働者の就業形態などを調べるために大規模に実施した「ワーキングパーソン調査」の結果のうち、「職場で英語力を求められているかどうか」と所得のデータの関係を分析した。
職場で英語を使っているのは男性が9690人中2964人(約31%)、女性が4305人中856人(約20%)。
英語を使う人と使わない人の平均年収は生のデータでは男性が642万5523円と521万4318円。女性が292万117円と227万6561円。英語以外の能力が同一になるように統計的に処理した結果、使う人は男性で18.2%、女性で40.2%高くなった。
年齢別にみると、29歳以下の男性では約17%だった所得格差が、30代では約20%、40代では約28%、50代では約43%と、年齢が上がるほど大きくなることもわかった。
最近はビジネスの国際化などにともない、世界共通の英語能力テストTOEICの得点を昇進の条件にしたり、社内で英語を「第二公用語」にしたりする企業が増えている。
鹿野講師は「ビジネスでは英語力が所得に直結していることの反映だろう。女性の方が格差が大きいのは、男性の場合は英語力以外の能力が所得に反映することが女性より多いからだろう」とみる。
英語力と企業内の昇進・所得の関係を調べている大阪大の松繁寿和教授(労働経済学)は「英語力と所得の関係についての初めての大規模な実証分析だろう。英語はビジネスでは昇進や昇給の必要条件になっていることが明確になった」と話している。
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ここに述べられていることだけで、英語力さえあれば企業内で必ず成功する、と結論づけるのは早計というものでしょう。英語力はあるのに、企業から高い評価を得られていない人も知っています
とはいえ、英語を勉強する人材が企業にとって重要であるということは正しい認識だと思います。英語力が高いということは、外国語である英語に果敢にチャレンジし、不断の努力を忘れず、しっかり成果を出してきたということであり、このような進取の気質と実行力、そしてそれを裏付ける結果を出してきた人が、企業において高い評価を得られるのに必要な他の要因も満たす人材であったとしても不思議はないからです。
英語を勉強するのならば、そうして培った英語力をベースに各企業内で必要な他のスキルを培い、そしてそのすべてのスキルを使い切るための「思いやり」を忘れずに、思う存分活躍できるようになっていただきたいと思います。
英語力は、あくまで成功への最初の一歩。高い英語力を持っているという自信を背景に満足した人生を送ってください。
INDECは、夢と希望にあふれた若者を応援しています!
それよりも日々気が気でないのは、INDECで学んでいる会員諸君が充実した仕事や納得いく報酬に恵まれているか、留学・転職が望みどおりにできるかということです。
ありがたいことに、仕事の合間を見つけて、貴重な休日や仕事帰りにINDECに通い続けてくれる諸君の大半は、英語試験の成績も向上してくれるし、充実した仕事もしてくれています。
しかし、そんなことを英語塾塾長がしたり顔で述べたとしても、単なるホラ話だと思われてしまいます。英語力と企業内成功との間に相関関係があることを客観的に実証してくれる研究があればなあと思っておりました。そしたらば、ズハリそのものの研究結果が発表されたのです。
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英語できる女性、年収4割高い 1万4千人調査 (朝日新聞) - goo ニュース
2005年11月16日 (水) 07:11
仕事で英語を使う人は使わない人より男性で約18%、女性で約40%年収が高い――大阪府立大の鹿野繁樹講師(計量経済学)が約1万4000人分のデータから、こんな結果を明らかにした。これまで大規模な実証分析はほとんどなかったが、英語力による所得格差は思った以上に大きいようだ。このほど日本経済学会で発表した。
リクルート社のワークス研究所が00年に首都・関西・東海圏の18~59歳の労働者の就業形態などを調べるために大規模に実施した「ワーキングパーソン調査」の結果のうち、「職場で英語力を求められているかどうか」と所得のデータの関係を分析した。
職場で英語を使っているのは男性が9690人中2964人(約31%)、女性が4305人中856人(約20%)。
英語を使う人と使わない人の平均年収は生のデータでは男性が642万5523円と521万4318円。女性が292万117円と227万6561円。英語以外の能力が同一になるように統計的に処理した結果、使う人は男性で18.2%、女性で40.2%高くなった。
年齢別にみると、29歳以下の男性では約17%だった所得格差が、30代では約20%、40代では約28%、50代では約43%と、年齢が上がるほど大きくなることもわかった。
最近はビジネスの国際化などにともない、世界共通の英語能力テストTOEICの得点を昇進の条件にしたり、社内で英語を「第二公用語」にしたりする企業が増えている。
鹿野講師は「ビジネスでは英語力が所得に直結していることの反映だろう。女性の方が格差が大きいのは、男性の場合は英語力以外の能力が所得に反映することが女性より多いからだろう」とみる。
英語力と企業内の昇進・所得の関係を調べている大阪大の松繁寿和教授(労働経済学)は「英語力と所得の関係についての初めての大規模な実証分析だろう。英語はビジネスでは昇進や昇給の必要条件になっていることが明確になった」と話している。
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ここに述べられていることだけで、英語力さえあれば企業内で必ず成功する、と結論づけるのは早計というものでしょう。英語力はあるのに、企業から高い評価を得られていない人も知っています
とはいえ、英語を勉強する人材が企業にとって重要であるということは正しい認識だと思います。英語力が高いということは、外国語である英語に果敢にチャレンジし、不断の努力を忘れず、しっかり成果を出してきたということであり、このような進取の気質と実行力、そしてそれを裏付ける結果を出してきた人が、企業において高い評価を得られるのに必要な他の要因も満たす人材であったとしても不思議はないからです。
英語を勉強するのならば、そうして培った英語力をベースに各企業内で必要な他のスキルを培い、そしてそのすべてのスキルを使い切るための「思いやり」を忘れずに、思う存分活躍できるようになっていただきたいと思います。
英語力は、あくまで成功への最初の一歩。高い英語力を持っているという自信を背景に満足した人生を送ってください。
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