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親の喫煙が、子供をスモーカーに

2008年08月31日 11時00分21秒 | 離煙ニュース: 国内編
やっぱり、親がタバコを吸ってはいけません。

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記者が体験:禁煙日記 喫煙者“育てる”受動喫煙 /和歌山

 親がたばこを吸うと、子どもは将来、喫煙するようになるのだろうか。受動喫煙にさらされ、煙を気にしなくなった子どもの4人に1人が「将来、喫煙するかもしれない」と答えたとするアンケート結果を、医師や歯科医でつくる「和歌山禁煙教育ボランティアの会」がまとめた。

 07年度に出前授業を行った和歌山市内の小学校で4~6年生3578人を対象に、家庭内の喫煙状況や煙に対する意識などを尋ねた。喫煙の割合が高いのは父親(47・7%)で母親(22・9%)、祖父(18・2%)、祖母(6%)と続き、誰も吸わない家庭は34・3%だった。

 そして、「(受動喫煙が)いつもあるけど、気にならない」と答えた子どもの25・4%が、将来喫煙する可能性があるとした。「受動喫煙がない」場合は3%にとどまる。このほか、「たまにあるけど、気にならない」(11・8%)、「いつもあるので、何とかしてほしい」(5・7%)、「たまにあるので、何とかしてほしい」(4・4%)となった。

 県はこれらの結果をまとめてチラシを作成。保健所が県内の小中高校で実施している防煙教室で保護者向けに配布するなどし、子どもに与える悪影響を訴えている。

 先日、学生時代の友人に2年ぶりに再会したら、妊娠をきっかけに、10年以上続けたたばこをやめていた。互いに「そういえば、何で吸わないの」。「もう吸いたいと思わない」と彼女は言う。禁煙前ならたばこ仲間を失う寂しさを感じたはずだが、素直に喜べたことがうれしかった。

 4月、県未成年者喫煙防止条例が施行された。第1条には、「県、保護者、販売業者、事業者および県民の責務を明らかにする」「未成年者の健康の保護および健全な育成に寄与することを目的とする」と記されている。子どもの喫煙を開始させないよう努め、受動喫煙から保護するよう、保護者や未成年を雇用する事業者、成人の県民全員に義務付けている。【加藤明子】

毎日新聞 2008年8月30日 地方版

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親が吸えば、子も吸う。わが家は両親ともスモーカーでしたから、姉と兄は吸わなかったにもかかわらず、ゴウ先生は高校時代から吸い始めるのにほとんど抵抗はありませんでした。親の喫煙は、それだけ子供に影響を与えるものです。

そういう意味で和歌山県の場合驚くのは、家族の中でタバコを吸っている人間がいる家庭が65.7%もあること。これでは、黙っていても、またタバコを吸う子供たちが生まれます。

ひょっとすると、他の都道府県も似たようなものなのかもしれません。単なる喫煙率の低下を計測するのではなく、次世代への悪影響を推し量る計測法を考えないと、喫煙による健康被害を減らすことはできないのではないでしょうか。一考必要です。

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