夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

北米ウェスティン、全面禁煙へ

2005年12月08日 09時38分07秒 | 離煙ニュース: 海外編
今度アメリカに行ったら、絶対にウェスティンに泊まります!なんたって、すべてのホテルが全面禁煙になるのですから!

**********

米、カナダで全客室禁煙 ウェスティン、1月から

 【ニューヨーク5日共同】米ホテル大手ウェスティン・ホテルズ・アンド・リゾーツは5日、来年1月から米、カナダ、カリブ海諸国で運営する77すべてのホテルで客室やレストランなど公共スペースを禁煙にすると発表した。同社は禁煙措置をここまで拡大した米大手ホテルチェーンは初めてとしている。

 AP通信によると、チェックイン前に全面禁煙について説明し、違反者には200ドル(約2万4000円)の罰金を宿泊料金に上乗せし、禁煙を徹底する。喫煙者は屋外か同ホテルが管理していないレストランならば喫煙できる。

(共同通信) - 12月6日9時7分更新

**********

ホテルや旅館がどんなに禁煙室や禁煙フロアを作ったとしても、空調システムなどが共有されている場合には、そういう場所にいてもタバコの嫌な臭いが漂ってくることがあります。

しかも、禁煙室でこっそりタバコを吸っている客がいるのも事実です。200ドルの罰金くらい取らないと、違反者が出続けることも想像できます。

したがって、ウェスティンが施行しようとしている罰金つきの全面禁煙戦略は、当ホテルが禁煙をセールス・ポイントにしたいとすれば、実に理に適ったことなのであります。そしてこの戦略を採用する方が儲かると冷静に判断した結果でしょう。伊達や酔狂でこんなことはできませんから。

拍手喝采です。大歓迎です。ウェスティンのような大手がやってくれれば、あっという間に一大潮流になる予感がします。

ひるがえって、日本はどうでしょう。昨日は、禁煙タクシーだと判ると嫌がらせをするという、トンデモ話を紹介しました。しかも、テレビでは平気でタバコ会社(JT)がCMを行ってもいます。こんなことを許す国が他の先進国にあるのでしょうか。

禁煙トレンドが強くなる中、日本のホテルにも発想の転換を促したいものです。北米のウェスティンのように、全面禁煙を謳い文句にしてみると、意外と儲かるホテルもあるのではと思うのです。どこかやってみませんか。成人男性の半数以上がタバコを吸わなくなった日本です。きっと流行りますから。

++++++++++

INDECの裏ブログ「映画と本と音楽にあふれた英語塾」に、「気になる英語表現」ならびに「推薦図書」の新しい記事を掲載しています。

こちらhttp://blog.indec.jpをクリックしてください!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スモーカーよ、分別ある大人に | トップ | 12月7日、8日は、64年経って... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

離煙ニュース: 海外編」カテゴリの最新記事