ゴウ先生の趣味というか半分仕事みたいなものに、ウエイト・トレーニングがあります。高校時代からの付き合いですから、着かず離れず、27、8年バーベルやダンベルと格闘していることになります。
とはいえ、本格的に始めたのは、アメリカ留学時代です。アイオワ大学(The University of Iowa)はBig Tenというカンファレンスに属している強いフットボール・チーム(Hawkeyes)を抱えていた関係からか、めちゃくちゃすごいジムの設備に触発されたからでした。
その設備の充実ぶりにもかかわらず、いまから10年以上前の話とはいえ、使用料は学生だと半年で10ドルという安さでした。これは使わにゃ損とばかりに、勉強の合間に、気分転換を兼ねてせっせせっせと通ったものです。
時は1991年、アメリカでは、ウエイト・トレーニングというかボディビルディングのカリスマ、アーノルド・シュワルツェネッガーが、『ターミネーター2』に主演してスクリーンで大暴れしていた頃です。
この『ターミネーター2』、DVDプレーヤーを初めて買った8年前に真っ先に買ったくらい好きな作品です(このことについては、また今度)。ゴウ先生が熱烈なアーノルド・ファンになったことは言うまでもありません。
日本に帰ってきたら、彼のことを「シュワちゃん」などと馴れ馴れしく呼ぶノータリンどもに半狂乱(?)になりかけたほどです。ちなみに我が家では「シュワルツェネッガーおじさん」と全員が呼びます(!)。
話を戻して、アメリカ時代。アーノルドの著作やら出演作を片っ端から見ていたら、ぶつかったのが表題の『パンピング・アイアン(Pumping Iron)』というドキュメンタリー映画でした。
1977年にアーノルドが、ミスター・オリンピアというボディビル世界一の称号を賭けて闘う姿を収めたものです。当時28歳。6連覇を賭けた日々でした。
その中の一部は、一昨年アーノルドがカリフォルニア州知事に立候補する際にテレビでしょっちゅう放送されましたので、記憶にある方もいらっしゃることでしょう。彼が両手で力こぶを作ってポーズをとるシーンです(これをバイセプス・ポーズといいます)。
とにかく、この映画には、彼のすべての哲学が描かれています。ヒトラーに引かれた幼い日々を振り返り、そしてオーストリアからアメリカに渡ってボディビル界のスーパースターになるまでの姿がつぶさに見通せます。
いまこの年代の若者に英語を教え、留学の世話をする仕事で碌を食むゴウ先生ですが、残念ながら、あのアーノルドのハングリーさはいまの日本の若者にはなかなか見当たりません。
勝つためにはなんだってやる。父親の葬式にも行かない。友達もだます。勝つこと。稼ぐこと。生き延びていくこと。アーノルドにとっては、まっすぐ前につながっている限りすべてが正しいことなのです。ああ、この若さ。うんざりするほど、まぶしすぎます。
ムキムキのボディビルダーばかりが登場しますから、変な意味でなく、万人にお薦めするわけにはいきませんが、アメリカン・ドリームという野心を実現するとはどういうことかを考えるには好適の映画でしょう。
(ちなみに、アーノルドは、UCLAでBAをウィスコンシン大学マディソン校でMBAを取っているビジネス・エリートでもあるのです。撮影当時は、UCLAに通っているものと思われます。)
ゴウ先生ランキング:判定不能
お好きな方に!
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とはいえ、本格的に始めたのは、アメリカ留学時代です。アイオワ大学(The University of Iowa)はBig Tenというカンファレンスに属している強いフットボール・チーム(Hawkeyes)を抱えていた関係からか、めちゃくちゃすごいジムの設備に触発されたからでした。
その設備の充実ぶりにもかかわらず、いまから10年以上前の話とはいえ、使用料は学生だと半年で10ドルという安さでした。これは使わにゃ損とばかりに、勉強の合間に、気分転換を兼ねてせっせせっせと通ったものです。
時は1991年、アメリカでは、ウエイト・トレーニングというかボディビルディングのカリスマ、アーノルド・シュワルツェネッガーが、『ターミネーター2』に主演してスクリーンで大暴れしていた頃です。
この『ターミネーター2』、DVDプレーヤーを初めて買った8年前に真っ先に買ったくらい好きな作品です(このことについては、また今度)。ゴウ先生が熱烈なアーノルド・ファンになったことは言うまでもありません。
日本に帰ってきたら、彼のことを「シュワちゃん」などと馴れ馴れしく呼ぶノータリンどもに半狂乱(?)になりかけたほどです。ちなみに我が家では「シュワルツェネッガーおじさん」と全員が呼びます(!)。
話を戻して、アメリカ時代。アーノルドの著作やら出演作を片っ端から見ていたら、ぶつかったのが表題の『パンピング・アイアン(Pumping Iron)』というドキュメンタリー映画でした。
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1977年にアーノルドが、ミスター・オリンピアというボディビル世界一の称号を賭けて闘う姿を収めたものです。当時28歳。6連覇を賭けた日々でした。
その中の一部は、一昨年アーノルドがカリフォルニア州知事に立候補する際にテレビでしょっちゅう放送されましたので、記憶にある方もいらっしゃることでしょう。彼が両手で力こぶを作ってポーズをとるシーンです(これをバイセプス・ポーズといいます)。
とにかく、この映画には、彼のすべての哲学が描かれています。ヒトラーに引かれた幼い日々を振り返り、そしてオーストリアからアメリカに渡ってボディビル界のスーパースターになるまでの姿がつぶさに見通せます。
いまこの年代の若者に英語を教え、留学の世話をする仕事で碌を食むゴウ先生ですが、残念ながら、あのアーノルドのハングリーさはいまの日本の若者にはなかなか見当たりません。
勝つためにはなんだってやる。父親の葬式にも行かない。友達もだます。勝つこと。稼ぐこと。生き延びていくこと。アーノルドにとっては、まっすぐ前につながっている限りすべてが正しいことなのです。ああ、この若さ。うんざりするほど、まぶしすぎます。
ムキムキのボディビルダーばかりが登場しますから、変な意味でなく、万人にお薦めするわけにはいきませんが、アメリカン・ドリームという野心を実現するとはどういうことかを考えるには好適の映画でしょう。
(ちなみに、アーノルドは、UCLAでBAをウィスコンシン大学マディソン校でMBAを取っているビジネス・エリートでもあるのです。撮影当時は、UCLAに通っているものと思われます。)
ゴウ先生ランキング:判定不能
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そして何よりもアマゾンのカスタマーレビューで軒並み星4つ以上だったことにも驚きました。カスタマーの方は絶賛です。
いつも見ない作品をと思い立ち、近くのレンタルビデオショップで探しましたが、やはりありませんでした。
となると、購入しかないのですが・・・・。カートにクリックする手が震えています。
伝説的な(大袈裟?(^_^;))作品すよね。
フィルムとしてはちょっとクラッシックな部類に入ると
思いますので、そのあたりを念頭に置かれていれば
興味がおありでしたら購入されても後悔されないと思います。
DVD版はあるイミ衝撃のメイキング映像も満載ですので、
ビルダーとして全盛期のシュワ氏やルー(超人ハルク)氏を
見るだけでも衝撃大っすよー。(^_^)Ω」
目標のためになんでもする姿がまぶしいです。