どんな試験問題だったのかよく分かりませんが、こんなものです日本人の英語のスピーキング能力は。
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中3英語スピーキング調査 自分の考え表現苦手 単語や定型会話は得意(産経新聞) - goo ニュース
2007年4月14日(土)03:06
単語や定型の会話は身に付いているが、自分の気持ちや考えを表現するのは苦手-。文部科学省が13日公表した中学校英語のスピーキングに関する調査で、こんな傾向が浮き彫りになった。また、小学校時代に英語を学んだ生徒より、学ばなかった生徒の方が成績が良かった。
調査は平成17年11、12月、国公私立中学33校の3年生(当時)1090人を対象に行われた。問題は(1)単語の発音(10問)(2)聞いた英文の復唱(6問)(3)絵を見て質問に回答(5問)(4)好きな季節を選び、その理由などを話す(1問)-で構成。生徒は約15分間、パソコン画面を見ながら、ヘッドセット(マイク付きヘッドホン)から出された問題に答えた。
(2)でみると、「We are students」など3~4語からなる英文では正答率は8割以上だったが、7~8語では1割前後に落ちた。「好きな季節と理由、その季節に何をしたいか」を英語で1分間スピーチする(4)は、半数以上が誤答で、無回答も約1割いた。
文科省は「定型練習だけでなく、意味を考え、正確に伝える練習、さまざまなトピックでの練習が必要」としている。
一方、小学校時代、総合的な学習の時間などで英語を学んだ生徒は80・7%、学ばなかった生徒は14・0%。学んだ生徒と学ばなかった生徒の正解率を比べると、4種類の問題いずれも学ばなかった生徒の方が3・0~12・2ポイント正解率が高かった。
文科省は「サンプル数が少なく、試験もスピーキングだけ」として、小学校での英語学習との因果関係については判断を避けた。
◇
≪鳥飼玖美子・立教大学教授≫
■高い潜在能力、もっと伸びる
面白い試みだし、思ったより成績はよいといえそうだ。言われた文章を繰り返す問題があるが、これは記憶力、理解力、文章構成力が求められる。話すスピードが速いし、普段接しているALTと発音も癖も違うのだから大人でも大変だ。
好きな季節を題材にした1分間スピーチは、中学生には求めるレベルが高い。正解とされた例文には文法的におかしなものがあり、かえってたどたどしいくらいだ。試験後、中学生に聞き取り調査を行って、よりよい問題に改善する必要がある。
中学生の潜在能力が高いことが明らかになった。限られた予算と時間で現場の先生は苦労している。英語の授業時間を増やしたり、小人数教育をしたりすれば、もっと英語の力を伸ばすことができるだろう。
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鳥飼先生の話によると、「好きな季節を題材にした1分間スピーチ」があったのだとか。これって、現在のインターネットで行うTOEFLの試験問題です。INDECでは、TOEIC900点以上の会員諸君に課しているタイプの問題。中学3年生ができるわけがありません。
大体、日本語でもうまく1分間スピーチが行えないものです。毎週INDECでは日本語の1分間スピーチを指導していますが、高評価を与えれられるものはそうそうありません。
というわけで、この試験、専門家の目から見れば、最初から答が分かっていたものです。むしろ、鳥飼先生がおっしゃるように、よく健闘したと言ってもよいのかもしれません。
ともあれ、中身のあることを英語で自由に発信できる若者になってもらうために、INDECはライティング・スピーキングの徹底指導を行っています。ぜひ、お問い合わせください。
INDECは、夢と希望にあふれた若者を応援しています!
公式サイト: http://indec.jp
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中3英語スピーキング調査 自分の考え表現苦手 単語や定型会話は得意(産経新聞) - goo ニュース
2007年4月14日(土)03:06
単語や定型の会話は身に付いているが、自分の気持ちや考えを表現するのは苦手-。文部科学省が13日公表した中学校英語のスピーキングに関する調査で、こんな傾向が浮き彫りになった。また、小学校時代に英語を学んだ生徒より、学ばなかった生徒の方が成績が良かった。
調査は平成17年11、12月、国公私立中学33校の3年生(当時)1090人を対象に行われた。問題は(1)単語の発音(10問)(2)聞いた英文の復唱(6問)(3)絵を見て質問に回答(5問)(4)好きな季節を選び、その理由などを話す(1問)-で構成。生徒は約15分間、パソコン画面を見ながら、ヘッドセット(マイク付きヘッドホン)から出された問題に答えた。
(2)でみると、「We are students」など3~4語からなる英文では正答率は8割以上だったが、7~8語では1割前後に落ちた。「好きな季節と理由、その季節に何をしたいか」を英語で1分間スピーチする(4)は、半数以上が誤答で、無回答も約1割いた。
文科省は「定型練習だけでなく、意味を考え、正確に伝える練習、さまざまなトピックでの練習が必要」としている。
一方、小学校時代、総合的な学習の時間などで英語を学んだ生徒は80・7%、学ばなかった生徒は14・0%。学んだ生徒と学ばなかった生徒の正解率を比べると、4種類の問題いずれも学ばなかった生徒の方が3・0~12・2ポイント正解率が高かった。
文科省は「サンプル数が少なく、試験もスピーキングだけ」として、小学校での英語学習との因果関係については判断を避けた。
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≪鳥飼玖美子・立教大学教授≫
■高い潜在能力、もっと伸びる
面白い試みだし、思ったより成績はよいといえそうだ。言われた文章を繰り返す問題があるが、これは記憶力、理解力、文章構成力が求められる。話すスピードが速いし、普段接しているALTと発音も癖も違うのだから大人でも大変だ。
好きな季節を題材にした1分間スピーチは、中学生には求めるレベルが高い。正解とされた例文には文法的におかしなものがあり、かえってたどたどしいくらいだ。試験後、中学生に聞き取り調査を行って、よりよい問題に改善する必要がある。
中学生の潜在能力が高いことが明らかになった。限られた予算と時間で現場の先生は苦労している。英語の授業時間を増やしたり、小人数教育をしたりすれば、もっと英語の力を伸ばすことができるだろう。
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鳥飼先生の話によると、「好きな季節を題材にした1分間スピーチ」があったのだとか。これって、現在のインターネットで行うTOEFLの試験問題です。INDECでは、TOEIC900点以上の会員諸君に課しているタイプの問題。中学3年生ができるわけがありません。
大体、日本語でもうまく1分間スピーチが行えないものです。毎週INDECでは日本語の1分間スピーチを指導していますが、高評価を与えれられるものはそうそうありません。
というわけで、この試験、専門家の目から見れば、最初から答が分かっていたものです。むしろ、鳥飼先生がおっしゃるように、よく健闘したと言ってもよいのかもしれません。
ともあれ、中身のあることを英語で自由に発信できる若者になってもらうために、INDECはライティング・スピーキングの徹底指導を行っています。ぜひ、お問い合わせください。
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